7月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
8月からAT-Xでも放送するので地上波で見れない人はそちらで。
原案は「萌える英単語~もえたん~」という参考書でタイトルしか知らん。
※セル・レンタルDVDのリリースは9/25から
見た目は小学生にしか見えないけど実は高校三年生の虹原いんく。
彼女の前にある日、空から喋るアヒルのマスコットが降ってきた。
そのアヒルのあーくんにお願いされていんくは魔法で人助けをすることに。
※本名はアークス~だけど長くて覚えられないので勝手にそう呼んでる
な感じで始まるいかにも変身魔法少女なアニメです。ただし邪道系の。
「もえたん」のアニメって何の冗談かと(以下略)
萌えキャラがウリの本だしキャラ絵や設定は存在するんだろうけど、
さすがにちゃんとしたストーリーまでは存在しないよね?元の本には。
ってことである程度想像はしてたけどいろんな意味で突き抜けてます。
そもそも高校生だけど見た目は小学生とかコスがスク水ベースとか、
見えそうで見えない変身バンクとか、股の間を狙うカメラワークとか、
特定の人たちのハートと財布にピンポイントに直撃してそうな作品だし。
DVDのCMなんかあーくんが変身シーンを何度も繰り返し再生してる絵面だし。
最後に「言い訳は用意しておきましょう」(下に英訳つき)って出るし(爆)。
ターゲットにさえウケればそれ以外はどーでもいい!という潔い作品です。
ここまで行っちゃうとロリコンも一種のエンターティメント!?
設定とか見た目が狙いまくりなので当然ストーリーも普通じゃないです。
随所に露骨なパロが挿入されてます。3分に1度パロります!な感じで。
しかもこの作品のパロはテイストとかお構いなしの何でもありだし。
まぁ、この作品自体がテイストなんて有って無いようなもんだけど……
ついでに言うとストーリーも有って無いような感じと言えなくも無い。
何しろ露骨なパロがストーリーに干渉して時空を捻じ曲げてしまうから。
なんか超展開で~~とか登場人物にすら言われる物語構成だから。
あんまり投げやりな内容なんで見てて「こいこい7」を思い出したよ。
あとやたらとネタがオタク過ぎなので「小麦ちゃん」を思い出した。
原作が英語の参考書なので毎回英語の構文がクレジット入りで出るけど
例文が全てアニメやその周辺の内容で勉強になるんかよ!って感じで。
※例文が出るのも当然ながらネタでやってます
作品そのものの印象としては「面白かと言えば面白い」かなと。
ただ一部の層を狙いすぎなので私的にはそれほどズキュンとは来ないかな。
あと監督が同じだからか作品の作りがそっくりな「ハヤテ」と比べると
キャラの多彩さと魅力で負けてるかなと。勢いはこっちが上だけどね。
ノリとかネタ以外にもう少しキャラに魅力が感じられれば良いのだけど。
特にナオくんのキャラはもう少しどーにかならなかったのか?と思う。
魔法少女と言っても邪道だし美少女モノだから男はどーでもいいって感じ。
かと思えばあーくんは視聴ターゲットの分身のような濃い~キャラだし。
「俺の中のロリエナジーが~」なセリフをよく公共の電波に流せるなと。
ピー音を入れといた方が良かったんじゃないの?(笑)