まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

ハヤテのごとく! 1~4話

4月からテレビ東京系他(23局)で日曜日の朝に放送してる新番組。
BSジャパンとAT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
※セル・レンタルDVDのリリースは7/25から
結界師同様にTSUTAYA限定で先行レンタルリリースがあるそうな(詳細不明)。

高校生の綾崎ハヤテは働かず浪費する両親に代わり日々の労働に勤しんでいた。
しかしそんな彼にさらに追い討ちををかけるような出来事が起きたのである。
年の瀬も迫るある日、年齢を偽ってたことが仕事先にばれてクビになってしまう。
それを教えたのは他ならぬ両親で、さらにバイト代まで持っていったらしい。
急いで家に帰ってみたら、空の給料袋と1億5000万円の借用書が待っていた。
しかもお金を貸してくれた親切な人に彼は貰われることになったのだそうな。
※親切な人という表現が作中で実際に使われている

年を越すためのお金もなく、親切な人たちに追われ、命の危機に瀕する彼。
追い詰められた彼は目の前にいた身なりのいい少女を誘拐することを決意する。
しかし彼が誘拐のために少女に迫った行為は大いなる誤解を生じさせた
結局彼の誘拐は些細なミスで未遂に終わるが他の誘拐犯に彼女を攫われてしまう。
自分がしようとした行為を恥じた彼は彼女を救い出そうと追いかけるのだった。
小さい頃から働いてたことで頑丈な体を手に入れた彼は何とか彼女を奪還する。
熱烈な告白を受け(誤解)さらに命がけで助けてくれた彼に彼女は感激をする。
そして彼が願った住み込みの仕事を与えることにしたのである。
そう彼女こそ日本有数の大富豪である三千院家の令嬢の三千院ナギであり、
ハヤテは彼女の傍で彼女の生活と命を守る執事となったのである。

まず最初に思ったこと。
日曜日の朝っぱらからKOTOKO(&MELL)とは大胆だなジェネオン!
前にも教育テレビの夕方のショートアニメで使ってたけどさ。
日曜の朝のアニメの最初と最後にI'veの曲が流れるのはある意味凄いね。
(その出自を考えれば言ってる意味がわかるかと)

なんて話はおいといて肝心の作品の中身について。
この作品の原作は処分せずに残ってたのでわりと面白いと思ったらしい。
と言っても読んだのは(出た当時の)2年前だから記憶はかなり曖昧です……
確かプチジャンプ状態の最近のサンデーらしからぬ作品とか思ったんだっけ?
実際にアニメを見て、その記憶が正しかったことを実感しました。
いや、なんてゆーか、確かに健全な雰囲気だし、子供向けっぽく見えるけど、
この作品の方向性はマニア向けの深夜アニメとなんら変わりません(笑)。
今のところ役付きキャラの男女比率が美少女アニメのようでもあるし。
そーいう意味では主題歌がI'veなのはむしろ必然って気がしないでもない。
さらに随所にパロを埋め込んでみたり悪ノリしたりサービス精神過剰で、
見てて腹が痛くなりました。笑いすぎで(爆)。なんかマジカノを思い出す。
原作はマジカノよりも面白いのでアレほど原作とアニメの差はないですが。

念のために原作を倉庫から持ってきました。で比較してみました。
まず作品の基本テイストとしてパロネタとか悪ノリが原作から存在します。
タマ(虎)に向かってプレステがどーとか言ってるあたりやガンダムとか。
某少年探偵みたいな銅像とか。作品の途中で「完」とか入れたりとか。
ガンダムなんか伏字ですらないんだけど、いいんですかねそのへん。
アニメではさすがにピー音が乱れ飛んでますが(笑)。

さらにアニメだとパロネタや悪ノリのネタが大幅増量されてます。
元からネタっぽかったサブタイトルがどっかで聞いたフレーズになってるし。
流血シーンでは「見せられないよ」って紙を持ったキャラが被さってるし。
※公式サイトのcomming soonなページのがそれ
ツッコミを入れるナレーションの声(天の声)が若本さんだったりとか。
ちょっとツンデレ気味のお嬢様ヒロインの声が釘宮さんだったりとか。
見る人を楽しませるために何でもやるよ!な感じがよく伝わってきます。
ぶっちゃけて言うと予想外にとても面白いです。ノリが凄くいいので。
絵はそれなりですが。キャラはカワイイけどね。原作より(おい)。

ちなみに1話は原作の1~2回、2話が3~5回、3話が6~7回になってます。
3話のエピソードの順序が逆になってたりと構成は多少違う部分もあるけど。
4話は1巻には入ってなくて、というかずっと先の内容(30数回)らしい。
どのへんの内容かとWebSundayの作者の話を斜め読みして探しちゃったよ。
※じっくり読むとネタバレなので斜め読み
でもなんか4話のエピソードは元々序盤に入れるかもしれなかったそうで。
執事ネタだけでは厳しそうだから学園モノな要素も用意してたんだとか。
でも予想外に執事ネタでウケたのでその話はずっと後回しにという話。
※以上はWebSundayのとこに書いてあります
アニメのスタッフも執事ネタだけでは厳しいかもと思ったのかね!?
それか華のあるキャラの登場を前倒しにすることで面白さの上積みを?
(5話には咲夜が出てくるらしいけどこれも1巻の話ではない)
確かマジカノも主要キャラの登場を前倒ししまくってたっけ。
なんにせよ原作よりも面白く感じるからいいんじゃね?ってことで。

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レビュー・評価:ハヤテのごとく!/第4話  「はぢめてのおつかい~こちらスネーク。誰も応答しない」

品質評価 26 / 萌え評価 63 / 燃え評価 5 / ギャグ評価 31 / シリアス評価 11 / お色気評価 11 / 総合評価 25レビュー数 284 件 庭の掃除をしているハヤテのところにしゃべるトラのタマが話しかけてきた。昨日の戦いを経て、ハヤテには自分がしゃべれることを明かしたタマだ
2007/09/08(土) 17:03:06 ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン