まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

キスダム -ENGAGE planet- 1~4話

4月からテレビ東京系(6局)で火曜日の深夜に放送してる新番組。
※セル・レンタルDVDのリリースはまだ未定(7/27→延期未定)
今よりも少し未来。世界中で奇妙な変異生物の目撃例が次第に増えていた。
その変異生物はハーディアンと呼称され変異の要因の研究が進んでいた。
そして調査の過程でとても信じがたい内容の化石文書が発見されたのだ。
化石文書によると「死者の書」なるモノの存在が全ての鍵であるらしい。
機関はさらなら調査を進めついに変異が現在進行してる地点に到達する。
存在するかすら不確定だった「死者の書」の所在を発見したその時、
静かに進行していた異変は人類の前に大きなうねりとなって襲いかかった。
都市に飛来した大量の虫が球状となりそこから巨大な怪物が出現したのだ。
何体も出現した怪物の前に人類はなすすべもなくただ破壊されていく。
果たして人類はこの滅亡の危機から逃れられるのか。

番組が始まった当初は面白そう?とか思ったんですが……
わりと興味深く見れたのは世界の崩壊が始まるまででした。
崩壊が始まって以降はただひたすら破壊が進んでいくだけだし、
人類は未知の脅威の前になすすべもなくやられていくだけだし。
かと思えば伝承の力を手に入れたシュウだとあっさりと倒せるし。
特別な力を印象づけるためとはいえ極端すぎて説得力に欠けるよ。

そもそもここまで圧倒的に力の差があるのにどーやって状況を覆すのか。
よほど滅茶苦茶なストーリー展開にしないとどーにもならんような。
さらに3話の終わりにはシュウの仲間たちは全て死んでしまうし。
この物語はいったいどこへ向かうつもりなのかと4話を見てみたら、
なにやら総集編をやってたりして……
最初はシュウの見てる夢かと思ったけど、そんな気の利いた構成ではなく、
ただ単純に1~3話の内容をダイジェストにしただけでありました。
この瞬間にかすかな期待も木っ端微塵になりましたとさ。

世界で静かに進行する異変を調べる過程をもっとじっくり描いてて、
異変の原因らしきものに近づいたときについに大異変が始まる。
その大異変を中盤あたりに置けば周りのキャラをしっかり描けたはず。
それに調査の過程で世界をじっくり見せれば奥行きを感じられたはず。
物語が始まってすぐ大異変だと実感をもてるほど作品世界に触れてないし、
次々と死んでいく仲間のことを悲しいと思えるほど思い入れも持てないよ。
4話の総集編も含めてシリーズ構成に根本的な問題があるのでは?
(制作状況もなんかヤバイことになってるみたいだが)

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

記事への反論は非公開を指定しても公開します
公開して欲しくなければメールで送って下さい

※コメント・トラックバックについてのおことわり

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://navido.blog12.fc2.com/tb.php/907-32fe5356

レビュー・評価:キスダム ENGAGEplanet/第4節 炎幻

品質評価 13 / 萌え評価 10 / 燃え評価 6 / ギャグ評価 2 / シリアス評価 19 / お色気評価 61 / 総合評価 19レビュー数 73 件 あるとき突然ハーディアンという未知の変異生物の襲撃を受け、壊滅的な打撃を負う人類。「死者の書」の力により蘇えった哀羽シュウ、瓦礫に埋まる
2007/07/13(金) 18:49:52 ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン