まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

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鴉 KARAS 1~3巻

2005年にリリースされた30分×全6巻(予定)のOVA。DVDレンタル。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(3巻までリリース済)
現代と酷似した時代。東京とおぼしき大都市を舞台にした物語。
太陽が沈み空は闇に包まれてもなお街には光があふれ人の活動が続いてた。
そんな街の上空の闇の中で飛び回り刃を重ねる二つの黒い影がいた。
そして二つの影の激しい戦いによって街は大きな被害を受けるのだった。
戦いから3年が経ち街は表面的には変わらない日々を続けてるように見えた。
しかし街の暗がりでは人知を超えた事件が数多く起きるようになっていた。
それらに共通するのは体内の血を抜き取られた死体と妖怪を見たという証言
対応に苦慮した警察は尋常でない事件に対処するための部署を新設する。
その実は対応してるとポーズを示すだけの閑職だったのだが。
そんなある日、まさに怪異が起きてる現場に新たな鴉が出現する。
※以上は内容をわかりやすく説明したもので、あらすじとは違います

まず一見してわかるのが映像の凄さ。
CGを使ったダイナミックなアクションシーンも凄いけど、
執拗に描きこんだ密度の高い空間描写やキャラ絵にも圧倒される。
現実を模倣してるのに色彩や文字によって不思議な印象をうけるし。
まるで夢を見てるのかと思えるほど幻想的なシーンが有ったりもする。
作り手の想像力をフル活用して凄く手間をかけて作ったんじゃないかな。
映像の作りこみ具合はOVAの中でもトップクラスと言って過言ではない。
少なくとも映像に関しては一見の価値があると思うよ。
てゆーか相当に売れないと元が取れないのでは……

映像は素晴らしいんだけどストーリーはとっても分かり難い。
難しいのではなく脚本も映像もとにかく説明不足が甚だしいのです。
通して3話を見て公式サイトで情報を補完してやっと理解したぐらいで。
時間が有るならもう一度本編を見返すぐらいした方がいいと思います。
1話だけ(or1話ずつ)見たらさっぱり理解できないだろうね……
3話まで見てやっと何となく物語の全体像が見えたかもレベルなんだよ。

脚本が説明不足なのも問題だけど映像がわかりにくいのも大きな問題で。
例えば病院のシーンでは違う二人を描いてるのが凄くわかり難いよ。
どれが鷺坂さんの娘でどれが鴉の本体かは物語を理解してないとさっぱり。
ヒナルなんかも最初の事件とカッパ事件で同じ人だとわからんし。
(エンドクレジットで最初のほうに出てきて誰?とか思った)
街の守護者の鴉と機械化した妖怪の御座衆の視覚的な差もわかり難い。
元々鴉を参考に御座衆を作ったみたいだから似てて当然かもだけど。
でもそのへんの説明って作中では今のところなされてないわけで。
1巻冒頭の戦いも動きが速すぎてどちらがどちらか全く判別できなかった。
ってゆーか公式サイトを見ないと二人とも鴉だってことすらわからん。

物語の全体像が見えてくるとそんなに複雑でもないのです。
なのにこのわかりにくさは致命的なんじゃないかと。
あえて事実を誤認させて視聴者の意表をつくのもアリだとは思うけど
そのためには視聴者の頭の中に間違った結論を導く程度の理解が必要。
現状だと間違った絵どころか情報不足で絵を描くことができないよ。
状況や設定の説明なんてくどくならない程度にはやるべきだよ。
映像とか見せ方とか光るものを持ってるだけに勿体無いなと。

内容がとってもわかり難いので蛇足を承知で補足しておきます。
※本編と公式サイトの内容を頭の中で再構成したもの
この作品は一言でぶっちゃけてしまうと妖怪同士の戦いです(笑)
人はあくまで巻き込まれる被害者もしくは事件を追う観察者な存在。
そして妖怪と言うのは街の秩序を影で形作ってる存在でもあるらしい。
(カッパ事件の妖怪が消えたらトイレに水が流れなくなった)
その妖怪が正常ならその場は正常で、妖怪が変になると怪異が起きる。
妖怪をそそのかして怪異を起こしてるのが元は鴉だった廻向(えこう)。
廻向の力によって機械化した妖怪に変化したのが御座衆(みくらしゅう)。
御座衆になった妖怪は人の血がないと生きていけないらしい。

それに対するのが街の意思を代行する「ゆりね」と契約した守護者の鴉。
※「ゆりね」も「鴉」もそれぞれの街に一人ずついるらしい
(瀕死の?)人の魂がゆりねと契約することで本来の名を捨てた鴉になる。
その守護者の鴉が街の闇に潜む御座衆を狩るというのが主なストーリー。
1話の最初の方から出てくる眼鏡をかけたお兄さんは鵺という名前で、
妖怪を捨て人(御座衆)になったが何故か廻向とは袂を別ったらしい。
そして鴉とは無関係に御座衆に対して銃で攻撃したりしてる。
この鵺の存在も物語をわかり難くしてる要因の一つだったりして。

そんなよい妖怪と悪い妖怪の妖怪大決戦みたいな内容を
リアルな空間描写と変身ヒーロー風のバトルアクションでやってます。
変身ヒーロー風と言ってもいわゆるアニメのそれではなくて、
まるで特撮の変身ヒーローを見てるような映像になってるのです。
それも低予算のチープな特撮ではなくハリウッド級に気合の入った。
監督は特撮が大好きで凄くカッコイイ特撮が作りたかったのでしょう。
その目論見は十二分に実現できてると思いました。

ところで4巻以降はどーなってるんでしょう?
3巻が出てから1年以上経ってるのに続巻の情報が全くないよ。
3巻の最後なんて凄く気になるところで終わってるのに。
このまま製作中止なんて展開だったらいやん。

コメント

はじめまして

古めの日記にコメント失礼致します。

鴉の続きですが、残念ながら
まだDVDの発売予定の方は出ていませんが、
一応4話の先行放送がスカパーであるようです。

http://www.ppvj.co.jp/anime/0706karas/index.html

忘れられているわけではなさそうですね(笑)

では通りすがりですが、失礼致します。


2007/05/23(水) 15:09:55 | URL | 鈴木 [編集]

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