ふと続きを見たくなったので。
最初は4話だけ見るつもりが一気に全部見てしまいました。
これって最初はそこそこだけど見続けるとじわじわ来るっす。
現実のわりと普通の話を描きながらここまで鮮やかな印象なのは
実は凄いことなんじゃないかと、某人間交差点を見た後思ったり(爆)。
前にも書いたけど1月組はいい作品が揃ってたんだと実感したよ。
この作品での魔法というのは万能ではないのです。
まぁ、ふつー魔法は万能ではないけど、それをあえて語らないっすね。
誰かのために魔法を使いたいと思って気持ちをこめて使って、
でもその結果その人が幸せにならなかったとしたら……
ましてや魔法を使うことでその人の人生を壊してしまったりしたら。
それだけの覚悟を持って魔法を使えるのだろうか?
魔法というファンタジーの道具をあえて現実の道具として扱って
生活とか感情とかを描くという手法はなかなか成功してると思います。
恋をして東京タワーを捻じ曲げるなんて普通考えつきません(笑)。
(「恋のバカジカラ」のクライマックスのシーン)
あと繊細なキャラ描写とか濃密な空間描写が凄くいい。
途中で気づいたんだけどこの作品って「耳をすませば」と似てる。
作品そのものが似てるのではなく内容や表現の方向性がね。
最初は地味に見えてもじわじわ来るとこまで似てる(笑)。
「耳をすませば」が好きなら、これも好きだったりしそうだよ。
ところで今amazon.co.jpでDVDの1巻が3000円(40%off)になってます。
2話収録なんでそれでも十分高いけど(爆)欲しい人は急くべし!
もちろん自分の分は既に確保しました(汗)。