1月からテレビ東京系(6局)で土曜日の深夜に放送してる新番組。
BSジャパンやアニマックスでもやってるので見れない人はそちらで。
原作は青年誌(スピリッツ)のマンガでもちろん全巻持ってます。
内容は元ニューヨーク・メトロポリタン美術館の天才キュレーターで
今は贋作専門の画廊ギャラリーフェイクを営む藤田礼司を中心に
絵画や陶器、玩具に至るアートとそれに絡めた人間模様を描いたもの。
なんか1話からいきなりサラが出てたりして。
かなり初期からいたけど、最初はいなかったような。
まぁ、でも本数から考えても抜粋になると思うので
最初からサラがいることにしてもいいとは思ったけど。
ちなみに2話に藤田とサラが出会ったエピソードがでてきます。
(過去の話を振りかえるみたいな感じで)
三田村館長と藤田との因縁とも絡んで作品の中心キャラの
関係・構図を説明するエピソードにもなってるのでした。
つまり1話が作品の説明で2話がキャラの説明になってる。
そーいや初期の頃って三田村さんは藤田を目の仇にしてたっけ。
いつのまにか、仕事のしかたには多少の異論はあるけど
同じ美術を愛するものとして最も信頼できる人って感じになったけど。
長期に連載が続いて人間関係が変化してしまった最たるものです。
ちなみにサラも回が進むと美術への造詣が深くなっていくのです。
そんなわけで初期の雰囲気を思い出して懐かしい感じに。
アニメの内容に関しては原作ほとんどそのまんまっすね。
と言っても昔の巻は倉庫に行ってて確認のしようもないけど、
美神法廷だけはかなりハッキリ記憶してて、それと一致したので。
(セリフ一つ一つまで同じとは言いませんが)
見てて思ったけど原作の1エピソードは30分枠で丁度いいのかも。
表現スタイルはオーソドックスで冒険はしてないけど、色がついてたり、
音楽がついてたり、喋ったり、と原作ファンでもそれなりに楽しいかな。