小説が原作になってる十年ぐらい前の映画です。
ある日アムネジアと呼ばれた風が吹いて人は全てを忘れてしまった。
それまでの歴史や文明を忘れ、まるで原始人のように生活する人々。
その世界の隔離された施設の中で過去の記憶を残してた少年によって
知識を教えられた主人公が世界を旅して見て回るというストーリー。
途中で一人の謎の女の人と出会って一緒に旅をするのです。
で、その彼女が実は……って設定なのでした。
1本の映画なんだけど、1本のストーリーというより
いくつかのエピソードが連なった内容って感じになってます。
しかもクライマックスと呼べるようなものが無い(爆)。
いちおー有るんだけど、あんなのクライマックスとは認めん!
なので1本の作品としてみると「なんじゃこれ?」って感じかも。
ラストも物語を投げちゃってるし。
ただ描かれてるエピソードには興味深いものもあるのです。
たった二人でいくつもの配役を演じてる街とかね。
つーかこれを一本の作品にした方がずっと面白そうだ……