1月からTBS系(3局)で木曜日の深夜に放送中の新番組。
BS-iでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は角川系(ガオ)のマンガで1巻だけ読んだことがあります。
※セル・レンタルDVDのリリースは5/16から
この世界にはほとんどの人には見えないヴァイアラスと呼ばれる存在がいる。
ヴァイアラスは人の魂を喰らい。魂を喰われた人もヴァイアラスとなる。
それはまるでウィルスが伝染するように、ヴァイアラスは増えていった。
そんな人に見えないヴァイアラスを見る目と狩る力を持ったものがいた。
表向きはアンティークショップを営んでいる名橋ルチアの真の仕事は、
助けを欲してる人の依頼を受けてヴァイアラスを駆除することなのだ。
必要な人にだけ見えるチラシを持った依頼人が今日も店のドアを開ける。
原作を読んだのは1年ぐらい前なので記憶はかなり曖昧だけど、
最初のエピソードって二人の出会い(4話)じゃなかったっけ!?
似たような作品がいっぱいあるので他の作品と混同してるかもだけど。
そんな感じでわりと最近よくあるタイプのマンガが原作のコレですが、
それらの作品の中でこの作品ならではの魅力はと言うと……なんだろう(汗)。
見てても「それなりに楽しめるけどそれなり」って感じだしな。
コミックスは処分せずに残ってるので惹かれるものも多少はあったようだけど。
※倉庫に行ってるので比較はしてない
その惹かれたものの一つは恐らく3話の月夜と陽司のエピソードだろうね。
物語の導入は忘れてたけど、このエピソードはしっかり記憶に残ってたよ。
つまりこのエピソードのフェイクな仕掛けを知ってたってことですが。
仕掛けを知ってたとしてもこのエピソードは結構くるものが有るなと。
全てのエピソードが3話と同じレベルなら結構いい作品だったと思われます。
他の回は3話に比べると1ランク落ちると言う意味でもありますが。
スミレが自分の中にある力を恐れるのもあっさり描きすぎてる感じだし。
(原作からこんな感じだった気がする)
1回毎に一つの話をやってアクションを絡めてるので物語がわりと薄いし。
そもそもこの作品のウリはと言うとみょーに可愛い服とかの見た目と、
ヴァイアラスを退治するアクションのはず。原作はそーだったような。
キャラ絵やゴスロリ入ってる服の可愛いさは十分に表現できてると思う。
(スミレが学校以外でも制服らしき服を着てるのはどーかとは思うけど)
毎回のように作監が何人もいるけど今のところ見た目は安定してるし。
※作監の人数が増えるほど制作体制がピンチの可能性が高い
少なくとも同じ木村真一郎×スタジオ雲雀のつよきすよりは断然マシすね。
しかしもう一つのウリのアクションに関してはちょっと……
見るからに動画が少なすぎなのが露骨に見えてしまってます。
演出テクニックを駆使して枚数少ないのを誤魔化してると言うより、
画面が破綻しないレベルで辛うじて何とか踏ん張ってるって感じ。
まぁ、少ない枚数でも画面が破綻しないだけオリンシスよりはマシかも。
アクションシーン以外も枚数が少ないので動きがわりと直線的だよ。
同じ枠の前番の「あさっての方向。」とは些細な動きに差が有りすぎです。
てゆーかアクションなしの「あさっての方向。」の方が枚数多いかも。
物語がわりと薄めなのでアクションをもっと映えるようにして欲しかった。