最近リリースされた30分×全6巻のOVA。DVDレンタル。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース
ほぼ現実な世界。基地の近くに住むエイサップ鈴木はある日警察に追われてた。
それと言うのも同じアパートの友人が米軍基地にロケット弾を撃ちこんだから。
誘われたけど乗らなかったのに結局とばっちりでバイクを駆り逃げるハメに。
海岸へと差しかかった時、海の中から光に包まれた船が飛び出してきた。
この出会いがエイサップ鈴木を運命の渦へと巻き込んでいく。
その昔テレビで放送した聖戦士ダンバインと同じ世界観の作品です。
と言っても完全に同じ時系列に連なるわけではないパラレル世界ですが。
あと同名の小説とも別の内容だそうです。小説の未来の話らしいけど。
なのでダンバインを知ってると多少は入りやすいかもしれない。
と言うか、おそらく知らないと物語に入りにくいんじゃないかな。
全6話で時間に余裕がないのか物語の舞台がめまぐるしく変化するし。
戦闘シーンが多くて異世界の生活を描写するシーンがほとんどないし。
ダンバインを知ってるから欠落した情報が補完されて見えるけど、
ダンバインを知らずにこれを見た人は激しく説明不足に感じそうだ。
ロボットみたいのがバトルしてればOK!って人なら問題はなかろうが。
ダンバインに連なる物語ってことで、どことなく展開も似てます。
いきなりバイストン・ウェルの戦艦が地上に出現するとこは違うけど。
てっきり地上に出た後の物語をやるのかと思ったのに舞台は異世界へ。
物語の導入こそ違うけどどことなくダンバインをトレースしてるような。
この作品ではバイストン・ウェルは統一されてしまってるようで、
この地では反乱してる勢力との戦いが多少残ってる程度らしい。
そしてこの世界の王は故郷である地上へ侵攻する野心を持っている。
と言うことは当然ながら先に進むと再び地上に出現すると思われます。
(先の巻のストーリー説明をちらっと読んだけどやっぱそうみたい)
まさにダンバインを超圧縮したようなストーリーっすね。
エレボスなんてまんまチャムファウの巨大版だしな。
見た目に関して。
手描きの部分に関してはOVAなのでさすがに気合入ってます。
まぁ、最近はテレビアニメでも凄くレベル高いのが有るけど。
バイストン・ウェルのアートワークも時代の違いを実感させます。
(今のところ夜だけなんで全貌はわからないけど)
オーラマシンも(実用性からかけ離れた)インパクトのあるデザインだし。
この装飾過剰なデザインはCG描画だから何とかなってるんだろうね。
そーなんです、この作品はロボも含めてメカがほぼ全てCG描画なのでした。
CGのクセにコマ抜きまくりだし、戦闘機の動きも変だけどな(爆)。
でもスパロボOG(TV)よりはずいぶんマシだと思う。