10月からフジテレビ(のみ)で水曜日の深夜に放送中の新番組。
スカパーのPPVでも先行放送してます。
1話でいきなり飛行機サイズの紙の鳥が空を飛んじゃったりして
OVAで度肝を抜いたペーパーアクションが地上波へ凱旋って感じです。
とか言っても思いっきり関東ローカルなんですが……
あ、主人公はOVAの読子ではなく香港のペーパー三姉妹らしい。
三姉妹は探偵とか便利屋みたいなのをお仕事にしてて、
日本人で作家の菫川ねねね(女です)が香港にサイン会に行った時に
ガイド兼ボディーガードみたいなカタチで知り合うのでした。
実はねねねは読子の親友で、読子は5年前から行方不明らしい。
3話ではおなじみ読子ビルが出てきます。もちろん神保町も。
今後読子が出てくるとか、その痕跡に繋がる展開もあるかもね。
三姉妹も紙が使えるってコトはつまり無類の本好きということで
地図で噂に聞いていた神保町を発見したときの表情と言ったら、
さながら財宝のありかを発見したような感じです。
本好きにとって世界一の本屋街はまさに金銀財宝の島ですが(笑)。
ただ三姉妹の一番下のアニタだけは本が大っ嫌いなのだった。
本が嫌いなのに紙が使えるのは不思議ってねねねが言ってるけど
実際この設定は重要な鍵になる気がする。読子に繋がる何かの。
OVAでは最初の神保町の徘徊シーン以外はアクションの連続だったけど
テレビシリーズはさすがに現実描写の割合が大きいっすね。
キャラの性格づけとか空間の奥行きとか、そーいうのをきっちり描いてる。
もちろんここぞと言うとこで例のペーパーアクションが炸裂します。
てなわせで、期待を裏切らないいいデキですな。