10月からNHK教育で木曜日の夕方に放送中の新番組。
今よりずいぶん未来の世界。人々が宇宙へ出ていった時代。
地球が環境破壊で住めなくなって人々はコロニーに住む時代。
あるコロニーの学校へ主人公の少女が転校してきます。
クラスメイトには勉強もスポーツもできるリーダー格の少女やら
有力者の息子で権力で取り巻きを従えるワガママ坊ちゃんやら、
機械の分解や修理が大好きな少年や、大柄だけど気が弱い少年など。
その面々で修学旅行として惑星開拓の研修へ出発したその途上、
いろいろな偶然や必然が重り主人公を含めた七人の少年少女だけが
脱出シャトルで母船シャトルから切り離され宇宙をさまよう。
そして辿りついたのが青い空と青い海の昔の地球によく似た星。
という一言で表現すれば七少年宇宙漂流記(まんまだよ)。
これ主人公は中学生ぐらいの少女だけど、少女モノと言うより
正統派の児童文学って感じです。よーするに十五少年漂流記だし。
筋立てやキャラがハッキリしてて分かりやすいのがポイントすね。
たぶん小学生や中学生でも十分理解できる内容だと思う。
わざと子供向けにしてあるわけじゃないので大人でも楽しめます。
まさにNHKならではの作品って感じです。
にしても甘ったれ坊ちゃんには困りもんだね。
トラブルの何割かは彼のせいだし。そもそも漂流の原因だし。
そのへんも含めて毎回終わりごろに大ピンチに陥って次に引きます。
基本のパターンの一つだけど、最近あんまし使わない手法っすね。
とりあえず今後の展開がとっても気になるってことで。
時間的に見れるかどうか微妙だけど。