セカンドシーズンです。
なんと2期分はレンタル商品がリリースされてません……
レンタルVHSを出さないならDVDレンタルしてください。
よーするに今まで出てこなかった理由はそこなのでした。
今回のはカートゥーンで正月に一挙放送したのを録画しました。
おかげでクレジットは英語だし、でかいロゴ入り(+門松つき)だし。
まぁ、見れるだけで良しとしよう。
1期が続くで終わってるけど、そのまま続きになってます。
そして2期は1期よりもストーリーの連続性が強いかも。
1期でバラバラに散らばってた謎が次第に集約して全容が見えてきます。
そしてクライマックスには多くの人の想像をはるかに超越した展開が。
一言で表現するなら小中節炸裂って感じ(笑)。
lainを熱心に見てた人ならこの説明でかなり実感わくはず。
作品の終わらせ方もlainに近いかも。
lainでもやってた手法だけど
一つの真実に突き当たっても、次の瞬間にそれが覆る(無意味になる)。
事実を知れば知るほどに自分の立つ位置が不確かになっていく。
この作品が本来見せたかった内容って、もしかすると2期なのかも。
ただ企画的にそれが許されなくてハッタリだけの1期というカタチに!?
バンダイビジュアルもサンライズもあまり無茶な作品はやらないし。
1期が売れたのでやっとやりたいことがやれたとか???
1期は良くて2期はダメって意見を目にするけど
そーいうコトを言うやつは、この作品の意図を分かってない。
1期はあくまで作品の外枠の部分だけしか描いてなかった。
スタイリッシュな雰囲気とうそ臭いメガデウス(巨大ロボット)と
ちらちらと垣間見える世界の謎の断片というピースだけ。
ここまで丁寧に世界を構築しながら肝心の描くべき中身が無いんだよ。
いや、意図的に見せなかったのかな、って今となっては思うけど。
面白いけど好きには何かが足りない、って言ったのはソコだった。
2期を見て何が足りなかったのかやっと理解しました(汗)。
よーするにこの作品って2期があって初めて成立するもの。
なので1期よりも2期の方が内容的には好きだよ。
小中さんのカラーも1期よりも2期の方がはるかに濃い~し。
そしてそれはつまりついていける人が減るという意味でもある(爆)。
lainと同じで「これを面白いと思え!」とはさすがに言えない(笑)。
意図を理解した人だけが面白いと感じればそれでいいと思う。
この作品の真実や終わり方が納得いかないなら、
2期は無いものとして虚飾の舞台を観客として楽しめばよい。
真実を追い求めても無駄。そんなものは最初から無いのだから。