1月からテレビ東京系(3局)で水曜深夜に放送してる新番組。
AT-Xでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はライトノベル(コバルト文庫)で読んだことありません。
内容は公式サイトを参照してくだされ(汗)。
ちょっと簡潔に説明するのが難しい基本設定なので。
見始めて数分はこの独特の雰囲気に面食らってました。
ロサ・キネンシスとかロサ・ギガンティアとかアン・ブゥトンとか
次々に出てくる固有名詞が人の名前に聞こえなくて(建物の名称かと)。
呼び名が三通りもあって誰が誰やらさっぱり分からないし。
しばらくは顔と名前が一致しないという素敵な展開に……(汗)
でも、いつのまにやら慣れました。名前と顔も一致するように。
人の適応力というもの思い知ったよ(笑)。
小説は文字なので問題は無いのかもしれないけど、
アニメとかの映像作品は固有名詞が乱舞するのは難しいっすね。
いっそ固有名詞を出しまくりの銀英伝みたくテロップ入れるとか(笑)。
この内容でそれやったらどーなるかな。非難轟々だったりして。
アニメで初体験の人は見た後に公式サイトで復習するのが良いかも。
舞台設定はちょっと現実離れしてる、
とは言え全く有り得ないわけではなくどっかには有りそうな舞台。
で、そこで展開する人間模様は、美しいけどわりと現実的な話。
祐巳が祥子様のロザリオを断る理由というのが、嫌いだからではなく、
むしろ好きだからこそ、そんな理由でスールになるのはツライってトコ。
とっても現実的で共感できる話が、幻想的な舞台で描かれるのです。
この作品が人気がある理由が分かったっつーか、みょーに実感できたよ。
そして学園祭の後に祥子様のロザリオを祐巳が受け取るシーンで
涙がボロボロ出てきてしまった(汗)。作中の二人は涙無いんだけど。
心が通じ合うシーンにいたく感動してしまったらしい。
さも他人事のように言うなよ……