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ARIA The NATURAL 21~26話

これでラストです。
なんかずいぶん夏が長くて秋と冬が短かったような。
夏といってもギラギラと暑い夏はほんの一時期だったけど。
原作は季節がはっきり限定できるエピソードが限られるので
水のある風景が絵的に映える夏という季節にしたのかもしれない。
あと2期は1期に比べて原作に忠実に作ってるせいもあるかもね。

ラストなのでどう終わらせるのか、それが凄く気になってました。
1期の最終回はおそらく制作時点で2期が決まってた感じで、
シリーズの終わりというより一つの区切りって印象だったけど、
2期の次はストック量でしばらく無理だしホントの最後ってことで。
いったいどのエピソードを持ってくるのかな?と考えていたのです。
でも原作にはいかにも最終回に相応しいエピソードって無いんだよ。
元々が読みきりエピソードの積み重ねで少しずつ進んでる作品だし。
完結してるわけじゃないので最終回だって存在するわけがない。

で、録画を確認した時に最終回で使ってるエピソードが分かったけど、
とっても些細な内容でどう最終回っぽくするのか想像つかなかった。
実際に見て初めて「なるほどそーいう意味か!」と理解したのでした。
特別なイベントではなく日常のちょっとした瞬間が素敵な光景になる。
他の作品では絶対ありえないARIAだからこそこの最終回だと思った。
エンディングに乗せてそれそれのキャラの近い未来を予感させてるし。
(アテナさんがアリスに言う「ピクニックに行こう」は昇格試験だね)
ああ、コレでホントに終わりなんだと実感させるラストになってます。
体裁は1期2期と別れてたけど実質は3クールで1本の作品なんだなと。

ラストを実感させるのは実は最終回だけではなかったり。
24話と25話もシリーズのクライマックスを実感させる構成に。
24話は灯里と藍華とアリスの3人が目指す未来への確固たる道筋として。
25話は今まで登場した主要キャラが全員集合する出会いの総決算として。
元のエピソードは知ってたけど、このタイミングと意味づけで使うとは。
一原作ファンごときの想像など遥かに及ばないほどよく考えられてるよ。
ホント、なにげないエピソードでこんなに感動できるなんて
やっぱ佐藤順一さんは凄いや!

そーいや原作の天野こずえさんは佐藤順一さんの大ファンだそうで。
おそらく叶うことなど考えてない夢物語として(やって貰えるのなら)
佐藤順一さんがいいなとか言ってたのではないかと思われます。
で、その漠然とした願望が作者の意向として実現しちゃったのでしょう。
叶うかどうかは別としてとりあえず言うだけ言っておけってことだね。

では恒例の原作との詳細な比較を。
もちろん細かい違いはいちいち書いてません。大量に違うので。
以降の内容は比較の性格上かなりネタバレしてるのでご注意!

21話。銀河鉄道のベースエピソードはARIA6巻の「銀河鉄道の夜」
アニメだと木陰で休憩が2回あるけど原作だと最初の1回のみです。
そして藍華のお気に入りみたいな設定もアニメで追加されたもの。
原作では招待状をもらった夜にそのまま出かけて銀河鉄道に出会うので、
2回目の休憩の時にに招待された話を二人にする展開もありません。
銀河鉄道の線路が昼間は存在しないというのもアニメ独自の表現です。
原作だと実在する路線の駅のない場所に銀河鉄道は停車するので。
「猫の王国」と同様に現実の場所だけど現実じゃみたいな解釈だね。
本来なら通らない狭い通路に列車が出現するのでより不思議な感じに。
大きな猫さんにしっかりと抱擁されるシーンもアニメ独自です。
不思議体験がアクアからの贈り物でケットシーがアクアの精霊なら、
誰よりもアクアを愛してて、そしてアクアに愛されてる灯里は、
まさにケットシーと恋愛関係にあるようなものかもしれないね。
2回目の休憩の時の二人の勘違いは実は勘違いじゃなかったってことで。

22話。前半の男女逆転のエピソードはARIA6巻の「パラレルワールド」
てっきりこの話はやらないと思ったのにやってくれたよ……
男女逆転なのにキャストはそのまんまなので一部に凄いインパクトが。
暁さんの女バージョンなんか見た目は凄い似合ってるんだけど、声が(笑)。
女性陣の男声はあまり違和感がないし、アリシアさんたちの男バージョンは
声も含めて凄く似合ってて、こーゆー世界ももっと見てみたい気もした。
アリア社長の「やっぱり…」の落胆っぷりには思わず笑っちゃたけど。
ちなみにシーン構成は原作をほぼ踏襲してて一部追加されてるだけ。
アニメで追加されてるのは最初と最後とカフェのあたりです。

後半の暁さんの子供時代のエピソードはARIA7巻の「人造人間」
こちらも最初のお兄さんの部分と最後のゴンドラの部分が追加されたとこ。
それ以外のシーンはほぼ原作どおりでカット構成までかなりそっくりです。
そしてこの回は浮島の構造がハッキリと見える貴重なエピソードだったり。
浮島の光景がいっぱいある「花火」は1期3話で一部しか使わなかったから。

23話。この回は9巻までには収録されてません(オリジナル!?)。
お爺さんが奥さんのために密かに何かをしようとするエピソードって
どっかで見たような気がして何度も確認したけど見当たらなかったです。
もしかすると1期1話の元の話の記憶とごっちゃになってたのかもしれない。
※元の話だとアイちゃんじゃなくて気難しいお爺さんなので
メインの「海との結婚式」というイベントには全く記憶がないので、
やっぱりコミックス未収録話かオリジナルのどちらかだと思われます。
最後の方でとてもドラマチックになってるのはアニメ独自っぽいっすね。
原作ではここまでドラマチックに盛り上げることはまず無いから。

24話。明日のプリマのベースエピソードはARIA9巻の「プリマ・ドンナ」
このエピソードには原作だとアリスがいません。学校に行ってるので。
この回に限らずアニメだと原作よりも3人の構図を強調してる感じに。
ちゃんと勉強してるシーンとか書類整理をするシーンも追加された部分。
ページ数の関係で端折られてる本来あるべきシーンを補完してると言うか。
整理の終わった書類を届に行く途中で真実を知ってしまうのも原作と違う。
泣いて怒ってる藍華のセリフも原作に比べて大量に増えてます。
藍華は素直じゃないけど晃さんのことを理解してるのがより実感できます。
「手袋が守ってくれるのは手だけじゃない」もアニメで追加されたセリフ。
元々手袋には象徴的な意味があるけど心の強さと絡めたのは面白い解釈だね。
原作よりもエピソードの方向性をハッキリと示すアレンジをしたようで。

25話。レデントーレのベースエピソードはARIA4巻の「レデントーレ」
この回は全体の大筋はそのままで細部の構成が結構アレンジされてます。
具体的には冒頭の招待するのも修行なあたりの構成からかなり違います。
アイちゃんはアニメ独自キャラなので絡んでる部分もいろいろ違うし。
最初の打ち合わせを部屋でやってるのも違う。原作はゴンドラの上なので。
あと毎度のことだけど準備してるシーンが原作よりもいっぱい描かれてます。
後半のレデントーレの屋形船の定員も原作に比べて二人多いです。
これはアイちゃん以外に原作の時期の関係でアテナさんもいないから。
アイちゃんを待ってるのに来ない展開にはさすがにハラハラさせられたよ。
(この前の回は恒例のアイちゃんのメールの返事もなかった)
晃さんの焼きオニギリとかアルくんのマンホームの高等古典のような
アニメならではお約束も宴席の中にさりげなく組み込んであったりして。
アイちゃんも含めてアニメのARIAの総決算みたいな位置付けの内容に。
最後の「素敵な出会いの結晶」はまさしくシリーズのテーマだし。

26話。雪玉作りのベースエピソードはARIA6巻の「スノーホワイト」
この回は原作のエッセンスそのままに怒涛のパワーアップをしてます。
冒頭の合同練習のシーンには原作だとアリスはいないし。
アリシアさんがバージンスノーに足跡をつけるとこも追加シーンだし。
メインの雪玉を転がすところなんか序盤以外は全部追加された内容だよ。
つまりこのエピソードで印象的な最後の方の内容はアニメ独自ってことで。
原作の意図をより映える映像として完成された感じになってるのでした。
そしてシリーズテーマの「出会い」を象徴するエピソードでもありました。
1期の主題歌をさりげなく使ってるのもとても印象的っすね。

最後に原作コミックス収録順の対応表を。

AQUA 1巻
「水の惑星」1期1話(一部)
「水先案内人」1期1話(一部)、2期16話(一部)
「水没の街」1期2話
「猫の王国」2期7話
「希望の丘」2期16話(再利用)
AQUA 2巻
「初めてのお客様」1期1話(一部)、2期16話(一部)
「社長はツライよ」1期8話Aパート
「夜光鈴」2期12話Bパート
「ヒーロー見参!」1期8話Bパート
「花火」1期3話(一部)
「風邪とプリン」2期19話Aパート
ARIA 1巻
「ネオ・ヴェネツィア」1期1話
「陸揚げ」2期17話(再利用)
「ため息橋」1期3話
「お天気雨」2期5話Aパート
「ヴォガ・ロンガ」未使用
ARIA 2巻
「雪虫」1期10話
「桃源郷」1期10話
「社長の日常」未使用
「星の謳声」2期3話、2期19話Bパート(一部)
「アウグーリオ・ボナーノ」1期13話
「謝肉祭」2期1話
ARIA 3巻
「春一番」1期3話
「満開の森の桜の下」2期5話Bパート
「街の宝物」2期2話
「水の3大妖精」1期2話
「ボッコロの日」2期8話
ARIA 4巻
「ネバーランド」1期5話
「逃げ水」2期12話Aパート
「空を泳ぐ魚」1期4話(再利用)
「伝説の大妖精」1期9話
「レデントーレ」2期25話
ARIA 5巻
「郵便屋さん」2期4話
「舟謳」1期6話
「流星群の夜」2期3話
「マルガリータ」1期7話
「影追い」2期2話
ARIA 6巻
「オレンジの日々」1期11話
「ヴェネツィアンガラス」2期11話
「スノーホワイト」2期26話
「迷子」1期6話
「銀河鉄道の夜」2期21話
「パラレルワールド」2期22話Aパート
ARIA 7巻
「春の女神」2期18話
「停電」2期9話
「鏡」2期6話
「ヴァポレット」2期10話
「髪とヘアピンと私」2期17話Bパート
「人造人間」2期22話Bパート
ARIA 8巻
「ゴンドラ」2期16・17話
「記憶喪失」未使用
「女心」未使用
「墓地の島」2期20話
「秘密の場所」未使用
「送り火」未使用
ARIA 9巻
「パリーナ」2期14話
「自分ルール」2期13話
「幼なじみ」2期15話
「プリマ・ドンナ」2期24話
「お月見」未使用
「アクアマリン」未使用

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