現在リリース中の30分(15分×2話)×?本のOVA。
これは3月と先週にアニメTVで先行放送してたのを録画したもの。
原作は角川系(エース)のマンガで読んだことありません。
※2巻のセル・レンタルDVDのリリースは7/5(1巻はリリース済)
魔法の国から修行のために地上の学校に転校してきた田中ぷにえ。
見た目がかわいいうえに媚びた態度なので男子のハートをわしづかみ。
それが気に入らないスケバンたち(って今でもいるのか?)は
ぷにえにヤキを入れようとするがぷにえの魔法で撃退されてしまう。
魔法の前に手が出ないスケバンたちに謎の男があるアイテムを渡す。
それは魔法を封じるアイテムで、ぷにえは大ピンチに陥った……
と思ったら、ぷにえの真の必殺技である肉体言語が炸裂したのだった。
※肉体言語とは肉体で相手に理解される技→プロレスの間接技
そう、実はぷにえは冷酷無比にしても無敵のプリンセスなのである。
東芝エンタおなじみのインチキ魔法少女シリーズです。
※小麦ちゃん、ドクロちゃん、そしてこれ
あいかわらず凄く変だし、いろいろ(意図的に)間違ってるし、
スケバンといいながら女に(人間にすら)見えないキャラいるし、
肉体言語で片っ端から病院送り(死んでそうだが)にしているし、
キー局で夕方に放送したらクレームの電話が止まらなそうだよ(爆)。
でも、ドクロちゃんを見た後だとこの程度?と思えるから不思議。
確かにカワイイ顔と行動の非道っぷりのギャップは凄いけど
全てが同じパターンなので一度見ると慣れてしまうのだった。
それに猫の被り具合が尋常でないだけで有り得そうな気もするから。
バトルシーンも地味な技を確実に決めるとか格闘アニメみたいだし。
いわゆる魔法少女モノじゃなくて(凄く)変な設定の格闘モノだと思えば
この程度の内容は想定の範囲のような気もしないでもないと言うか。
感情が高ぶったらバットで撲殺しちゃうのよりはずっと普通と言うか。
そんなとんでもないのと比べんなって……
にしてもこの作品のバトルシーンは無駄にクオリティ高いよ。
特に穴掘りエリィ(穴掘り?)とのバトルシーンの動きは凄いね。
パッと見はまるで派手さがない掴み合いだけど一つ一つの動きが鋭すぎる。
アニメ的なごまかしが使えなくて大変だったと公式サイトに書いてあって
実際に作品を見た後に確かにそうだと実感しました。
こんなに体術をきっちり描画したのって他はメゾ・フォルテぐらいでは?
この作品でそんなとこに気合を入れてもあまり報われなそうだが(笑)。