1月から一部の民放(6局)で深夜に放送中の新番組。
キッズでも2月からやるので地上波で見れない人はそちらで。
原作は角川系(電撃大王)のマンガで読んだことありません。
アリスの物語に魅せられた桐原有人は自らもアリスの物語を綴っていた。
そんな有る日、窓の外の屋根の上を駆けるアリスに似た少女を見た。
少女を追った有人は不思議な格好の少女たちが戦う現場を目撃してしまう。
それはアリスに魅入られ3番目の物語を集める少女たちの闘いだったのである。
とりあえず第一印象はローゼンメイデンとネタ被ってる!?だった。
※OP曲がローゼンメイデン トロイメントのED曲と同じユニット
でも実際に見た印象ではローゼンメイデンのレベルにはほど遠いかな。
特にアクションシーンは見映えがするとはお世辞にも言えないっすね。
さらにアリスの物語を集めるためには勝つか負けるかどちらかだけ、
とか言ってるわりにはアリス能力者同士で馴れ合ってたりするし。
この設定だと戦わなかったとしてもいずれ物語を取り出す必要があるわけで。
つまりあの心を鍵でこじ開ける行為を知り合い同士で行う必要があるわけで。
(心を鍵でこじ開けるシーンがみょーにエロくさくて一番印象的でした・爆)
そう考えるとにこやかにお茶会をしてる関係がとっても白々しく感じる。
先の展開とのコントラストを強調するためか、それとも何も考えてないのか。
この原作者はストーリーがあんまし……(禁句)なので期待すべきか悩むよ。
にしてもカワイイ雰囲気と執拗にラブリーで(あざとい)キャラ絵と
緊張感のない展開があいまってなんとも甘ったるい作品っすね。
男女比こそ大きく違うけど「好きしょ」を彷彿とする感じ。
そもそも監督と構成の組み合わせが「好きしょ」と同じだから(D.C.も同じ)。
「好きしょ」はいちおー監督の名義が違うけど。
でもこれ監督が宮崎なぎさ名義でOPと1話コンテが二宮ハルカ名義なので。
好きしょと全く逆の組み合わせで同一人物と公言してるようなもんです(笑)。
(こんな使い分けだと別名義の意味ないような)
つまり表情描写に定評のある組み合わせでキャラはわり魅力的に見える。
しかし本筋のストーリーがびみょーと言うか焦点がボケてると言うか。
今のところあまり面白い作品には感じないっすね。
「好きしょ」と同様に後半に緊迫した展開になったりするのかな?
ところでずっと不思議に思ってたことが。
どーしてこの原作者はこんなによくアニメ化されるんでしょう?
(鋼鉄天使くるみ、ワるきゅーレ、魔法少女猫たると、神無月の巫女)
アニメの本数だけなら1巻100万部クラスの超人気作家みたいですよ(笑)。
でも実際のところそこまでの人気はないわけで。
原作ではなくアニメが凄く売れてるかというと、それほどでもなく。
どーいう基準でアニメ化の企画が動いてるのかとっても不思議だよ。
確かにいかにもマニア受けしそうな作風ではあるんだけど……