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蟲師 1~7話

10月からフジテレビ系(6局)で土曜日の深夜に放送してる新番組。
原作は青年誌(アフタヌーン)のマンガで全巻持ってます。
紹介文はコミックス用に書いたのがこのへんに(手抜き)。

原作ファンとしては期待と不安の入り混じる今回のアニメ化でしたが
実際に動いてるのを見てあまりに忠実な映像化に感動すら覚えたよ。
雰囲気やノリが原作のイメージ通りとかそーいうレベルではなく
見た目からストーリーからサブタイトルまでほぼそのまんまです。
実際に原作と詳細につきあわせれば微妙に違いは有るだろうけど
ざっと見た感じほとんど原作そのまんま。エピソードの順さえも。
(飛ばされたエピソードもありますが)

原作そのままって簡単に言ってるけど、原作の絵を見たことがあるなら
それを忠実に再現してるだけでどれだけ凄いかわかるんじゃないかと。
正直なところこのビジュアルが表現できるかが最大の心配だったわけで。
見た目がイメージ通りだった時点で大きなハードルはクリアできた感じ。
原作の若干荒いけど優しいタッチを繊細な線でクリーンナップしてあるし。
原作より空間の繊細な色彩が強調されてて雰囲気が増してるとすら思える。
キャラも内面の魅力(優しさなど)で見た目よりよく見えてた原作に比べて
内面とバランスが取れるぐらい見た目もキレイに整った感じになってる。
特に女性キャラなんか萌えアニメ並にキレイな絵になってるよ(笑)。
(輪郭は原作の純朴な絵とほとんど変わらないんだけど)

内容に関しては……
原作を何度も読みかえしてるので新たに気づいたことなんかないよ。
と言うわけでその昔コミックスを読んだ時に思ったことを。
それはこの作品ってみょーに女性キャラの存在感があるってこと。
青年誌のマンガの女性キャラは対象としての理想過多なキャラか
現実的でパッとしないキャラかの両極端な作品が多いんだけど
この作品は現実的だけど少し理想が入った魅力的な描き方をしてる。
そのせいで純朴な絵柄のわりにみょーにかわいく感じたりもする。
アニメでは見た目がキレイになってるのでさらにカワイイ感じに。
ちなみに最初字面で作者が男性だと(とものりだと)勝手に思いこんでた。
男性にしてはずいぶん女性を描くの上手い人だと思ったよ(汗)。
※原作者は(おそらく)女性です。脚本陣も全員女性なのかな

内容といえば、この作品は直接的に泣き系ってエピソードはないけど
それぞれのクライマックスのあたりで静かにこみ上げてくるモノがある。
例えば1話の「緑の座」だと廉子が復活した杯で光酒を飲んだあたり。
悲しいわけではなく、嬉しいわけでもなく、ただ感情が溢れてくる
そんな時に場合によると涙がぼろぼろと落ちてくるのだった(汗)。
まさに映像と物語が織り成す情動によって魂が揺さぶられる感じというか。
この作品が多くの人を引きつけてる理由もまさにそこではないかと。

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