あいかわらず1週おきにオープニングの曲が変えてたり。
このやり方だと3つ目の曲は通常の半分しかオンエアされないような。
まさか好評につき2クールで終わらないとか?はさすがに無いか。
まぁでもオリジナルを追加していくらでも続けられる内容ではあるね。
そのオープニング曲ですが。
そろそろ「ルーレット☆ルーレット」のくるみVerが使われそうだな
と思わせて「黄色いバカンス」のくるみVerを流してみたり……
ええーと、そんなのいったいどこから持って来たんですか?(笑)
視聴者の意表をつくためには手間隙を惜しまないスタッフですな。
エンディング曲は10月から「ムーライント・ラブ」になりました。
最初の「ガールッピ」に比べると曲調は普通っぽくなったすね。
映像は相変らず凝ってる&毎回のようにキャラ入れ替えてるけど。
さらに視聴者イラスト(らしきもの)が挿入されてるのには唖然……
このイラストってネタなんだろうか?それともマジなんだろうか?
まぁ、イラストがマジでも行為はネタ以外のナニモノでもないが(笑)。
まったく視聴者の意表をつくためには手間隙(以下略)
今回登場した変わった表現手法だと
描いた絵を棒につけて人形みたいに動かす芝居みたいな表現があったり。
これって止め絵をデジタル処理でハメ込んでるんだと思われます。
そうでないと下の絵に影を落とすのなんか大変な手間がかかるし。
ローテクな絵面を最新技術で再現するという技術の無駄使いっすね。
そもそもチビキャラが飛びまわってるのもデジタル処理ならではだよ。
面白い表現というかパロ表現だと
ゲーム画面をそのまんま模倣したのが出てきたり。
15話のスーパーマリオ、インベーダー、ゼビウス、ギャラクシアン、
パロディウス、グラディウスの連発にはさすがに口あんぐり。
最後の一条さんのは分からなかったけどスペースハリヤーかな!?
16話では露骨な模倣こそなかったけどゲームシステムをパロしまくり。
表現力に限界があった時代のビジュアルをわざわざ再現してるのだった。
フィールドマップを小さいキャラが動き回って探索をしてみたり(RPG)、
喋る時はウインドウが開いて見えるスピードで文字が出てみたり(いろいろ)、
キャラのそばにステータスの変化が文字で浮きあがってみたり(育成SLG)。
前後に比べてえらくキレイな一枚絵を挿入してみたり(恋愛ADV)。
ちなみにその画面では右下に「Hボタン連打!」とか出てくる。
マンホールから一条さんが出てくる表現なんかスプライト拡大かよ!と(笑)
ちなみにパロ表現自体は把握しきれないほど大量に。
まんまルパン三世のオープニングの絵が出てきてみたり(16話)、
「宮本は国へ帰レ」「反体制」みたいな全共闘ネタだとか(16話)、
「陰謀だったんだ」「なっなんだってー!!」なMMRネタだとか(15話)。
「宇宙そこは最後のフロンティア」なスタートレック冒頭だとか(17話)。
パロ表現は元ネタを知らないと面白さが分からないと思われがちだけど
ここまで前後と脈略もなくネタっぽく挿入すれば知らなくても大丈夫だね。
元ネタを知らない人にはインスピレーションギャグのようにも見えるし。
つーかこの作品で使われてるパロの元ネタを全部分かる人はいないよ。
誰か(不完全でも)元ネタリストを作ってたりはしないのかな?
にしても凄い面白いよコレ。
確認のために見返してるとつい見入ってしまうし。
脈絡がないようで計算づくな構成だから内容知ってても楽しめてしまう。
読みきりのナンセンスギャグをここまで熱心に見たのって何年ぶりだろ。
はれぶた以来かな?ちゃんと見たのに限定すればうる星以来だったり。
人によっては10年に1本の傑作という表現もあながち間違いではないかも。