上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
10月からTBS系(全国ネット)で土曜日の夕方に放送してる新番組。
11月からアニマックスでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
時は現代。主人公の音無小夜は沖縄でごく普通の高校生活を送ってた。
家族との血の繋がりはなかったけどホントの家族のように暮らしていた。
そう、小夜に足りなかったのは
一年前より昔の記憶だけだったのだ。
しかしあたりまえの平穏は突如出現した化け物によって引き裂かれる。
人に擬態する翼手と呼ばれるその化け物が小夜の中の血を呼び覚ました。
小夜は未だ完全に覚醒しないのに自ら刀を振るって翼手を切り捨てる。
自分の知らない力に戸惑う小夜。しかし運命は容赦なく小夜を飲みこんだ。
前にやった映画「BLOOD THE LAST VAMPIRE」のテレビ版です。
映画版は読み切りエピソードの中の一本みたいな展開だったから
てっきりテレビでは別のエピソードを羅列するのかと思ってたら
刀で翼手を切る制服の少女という設定以外はほとんど差し替えに。
共通するキャラですら見た目も設定もずいぶん変わってるので
よーするに続編ではなくパラレルワールドみたいなものです。
大きく変わったと言えば小夜の扱いが最たるものかも。
映画版での小夜は鬼切丸みたいなエピソードの狂言回しだったのに
テレビでは
主人公として自らの運命に巻きこまれる展開になってる。
見た目以外に奥行きのなかったキャラに実感が伴うようになったよ。
それはただ翼手を切るためだけに存在してた兵器(?)である小夜が
人として生きる喜びを知ってしまったと言う悲劇でもあるのだけど。
今後完全に覚醒したとしても、それを知る以前には戻らないだろうし、
人であり兵器である自身の運命の悲哀みたいに描いていくのかな!?
とりあえず4話までみた印象では映画版よりずっと面白い。
だから映画版は興味があるなら見てもいいけど絶対見ろ!とは言わない。
映画版の売りだった「刀を持った少女」も今ではさほど珍しくないし、
フルデジタルなのもさりげなく3DCGを使うのも今や当たり前だし。
よーするに当時は斬新だったけど
時代が追いついちゃったわけです。
そいえばこれオープニング映像が紅優さんだった。
なんか
似た表現手法を使ってるなと思ったら本人でした(笑)。
クロノクルセイドの初期のOP映像と見比べるとよく似てるでしょ。
しかし動きまくる絵でコラージュされると何が何やら……