まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

舞-乙HiME 1~4話

10月からテレビ東京系(3局)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
11月からAT-Xでもやるので地上波で見れない人はそちらで。
今よりも過去のような制度や風景があって、でも今より進んだ科学もある。
現在ではなく未来ではなく過去でもない現実とは違う時間軸の世界が舞台。
(地球の文明がほとんど失われた遠い未来みたいな説明があった)
王族や高貴な人たちの守護や補佐をするオトメという職業があった。
それは世の女性たちの憧れの職業で、志望する者は後を絶たなかった。
しかしオトメになるには養成学校のガルデローベに入らなくてはいけない。
入るだけでも大変なガルデローベを優秀な成績で卒業しなくてはならない。
アリカはマイスターオトメだったらしい母を探し田舎から学園へやってきた。
そこで偶然シズルの舞闘(ぶとう)を目撃しオトメになる夢を抱くのだった。

前作の続編……ではないです。全然違う世界観&設定の別作品。
だけど前作に出てきたキャラが似た名前の別のキャラとして続々登場。
どっか聞いたような「キャラクタースターシステム」とか言ってるけど、
よーするにキャラデザイン使いまわしシステムっすね(爆)。
さらにそれぞれのキャラの性格付けは前作のキャラと似てるようで。
シズルなんかゲームファンタジーな世界観なのに京言葉を喋るよ(笑)。
そんな感じで多めのキャラの説明を多少端折ってる部分があります。
前作を見てた人なら描写が少なめでも勝手に補完されるからいいけど、
これからいきなり見た人だと説明不足でちょっと戸惑うかもしれない。

前作は現実に近い舞台のホラーテイスト含みの学園アクションコメディ。
今作はゲームファンタジーな舞台でのアクションコメディって感じかな。
チャイルドが倒されると大事な人が消えてしまうという前作の設定は
今作では契約した相手と生死を共にするというわりとゆるい設定に。
それ自体は厳しい条件でも今作は自分から望んでそれになるわけだから。
つまり望まぬのに避けられない運命みたいな展開は今のところはないです。
全体に前作の持つ暗い部分が消えて明るい&軽い部分だけが残った感じ。
前向きで楽しい話は悪くはないけど、印象まで軽くなっちゃったような。

前作とのもう一つの大きな違いは男キャラが大幅に減ったところ。
なにしろ学校はオトメの養成学校なので女ばっかですよ(先生も)。
オトメは男性と関係することが禁止されてるなんて決まりもあるし。
(ローブを制御するナノマシンは男性の染色体に影響受けるんだとさ)
女の子が夢を目指すみたいな展開で女性向けにも作れる設定だけど、
明後日の方向に爆走してるって言うか、あいかわらずって言うか(笑)。
女性向けの記号を散りばめながら男性向け!?みたいな変な作品です。
萌えアニメの範疇からも前作よりさらに遠のいた気がするんですが(爆)。

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