現在リリース中の30分(15分×2話)×4本のOVA。
これは3月と先週にアニメTVで先行放送してたのを録画したもの。
原作はライトノベルで読んだことありません。
草壁桜と言う中学生の少年に家にドクロちゃんという天使がいるのです。
ホントはちゃんと理由が有って桜のところにやって来たんだけど、
そんなことはすっかり忘れて(?)すっかり桜のところに居ついてます。
ドクロちゃんは見た目が美少女なので一見かわいい女の子と同居モード。
しかしドクロちゃんは恥ずかしかったり、気持ちが高揚したりすると
エスカリボルグ(針のついた金属製バット)で桜を撲殺してしまうのです。
でも大丈夫。ドクロちゃんはピピルピルピルピピルピ~と呪文を唱えて
生きかえらせるのでした。もちろんエスカリボルグを振りまわして(笑)。
さしずめエスカリボルグは魔法のステッキっすね。ハレグゥ級の(爆)。
ってなわけで、作品の第一印象は「なんかスゲェ!」(笑)
テイスト的にはハレグゥをもっととんでもなくした感じっすね。
にこやかな笑顔で血みどろな展開なのでヤバイ方面に振りきれてるよ。
ドクロちゃんの常識を踏み外した行動を桜がフォローしようと
右往左往するトコなんかハレグゥとそっくり。声の感じも似てるし。
(ちなみにハレグゥと監督が同じだったりします)
学校では誰も撲殺しちゃダメだよと言われて驚いてる姿を見てると、
こちらの価値観が間違ってる気すらしてきてヤバいです。
凄いと言えば絵の崩しかたも凄い。
いちおー美少女モノのような見た目なんですが顔を崩し過ぎです。
ドクロちゃんの頭の輪を外すとゲリピーになるという設定も凄いけど、
その時の顔はもはや美少女モノという形容が暴風で吹き飛んだ感じ(笑)。
表現的に凄いと言えば撲殺シーンですが……
当然のように血が飛び散るシーンは放送できないので
「ごめんなさい
お客様には大変お見苦しい場面があり、ご迷惑をおかけしております。」
というフリップが出てきます。撲殺してる音をバックにして(爆)。
もちろん撲殺する度に出てくるので1回の放送で何度も出てきます。
1回目の放送の時には突然ですがお知らせとか言ってDVDのCMまで(笑)。
ちなみにこれは放送バージョンなのでDVDがどーなってるかは不明。
個人的にはDVDもこのまんまでいいような気がするけど。
撲殺のすぐ後には例のピピルピルピルピピルピ~な呪文を唱えるシーンが。
エスカリボルグ(針つき金属バット!)を魔法のステッキのように振りまわす
いわゆる魔法少女風のシーンが出てきます。呪文も絵面も違った意味で凄い!
もひとつ凄いのがオープニングの曲。
ピピルピルピルピピルピ~を歌詞で歌ってる超強力な電波ソングです。
曲調はともかくとして歌詞が凄いよ。今まで聞いた中でも最凶ですよ。
この曲を歌ってる(そしてドクロちゃんもやってる)千葉紗子さんは
クロノクルセイドのED曲みたいなまともな歌のイメージが有ったけど、
この1曲で今まで積み上げてきたイメージは木っ端微塵です(爆)。
声優としても今までのパブリックイメージが木っ端微塵です(笑)。
(最近だと舞-HiMEでのなつき役がわりと有名)
たぶんしばらくは千葉紗子=ドクロちゃんなイメージで語られるかと。
桃井はるこ=小麦ちゃんと同じで。
※1巻は(DVD)レンタル中。2巻は25日にリリース(セル・レンタル共)。