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1994年頃にリリースされた30分×4本のOVA。DVDレンタル(2話ずつ収録)
原作は少年誌(サンデー増刊)のマンガで全巻持ってます。
この世の闇に鬼は潜んでいて。鬼を狩る同属殺しの鬼もいた。
その鬼は純血なのに人の姿をしていて、
その頭部にはあるべき角が無くその代わり鬼を切る刀を携えていた。
その鬼には名前がなかった。ただ刀の名の
「鬼切丸」とだけ呼ばれていた。
このアニメを制作した時期の関係でかなり初期のエピソードみたいすね。
実のところこの原作が凄くなってくるのは巻を重ねてからなので、
作品全体の魅力みたいのがアニメで十分に表現できてるか微妙な感じ。
それでも一つ目のエピソードの鬼の自衛行為を自分を守ってくれてると
解釈して
エゴに飲まれていく展開が後の雰囲気を垣間見せていい感じです。
最後に「やっぱり殺していい人間はいるのよ」で終わる結末がやるせない。
でもだからこそとても印象的なエピソードになってる。
ここでふと思い出したけど確か
鬼切丸は鬼しか切れなかったはず。
だから鬼と融合してないと人間は切れなかったような!?
死んだと思わせて実は人間は助かってたみたいな展開もあった記憶が。
ここがどーだったか忘却の彼方だけど。
二つ目のエピソードは……全4話でこれを入れるか?って感じが。
確かこのルポライターの人は後で準レギュラー化するので
テレビシリーズだったら序盤に入れた方がいいとは思うけど。
よーするに
他にもっといい話がいっぱいあるのに!って感想です(爆)。
いちおー、鬼切丸の刀は本人と同体でその刀で本人は傷つかないって
印象付ける意味合いもあるけど、別にその説明はしなくてもいいような。
今更ありえない話だろうけど
原作のエピソードを厳選して全部読み切りで1クールぐらいの
テレビシリーズにしたら結構見れるものになると思うんだけどね。
(最後の方は結末に向けて話が収束するけどそこはいらん・爆)
特に中盤以降の
人間の内面の醜さが鬼として顕現する展開になると
精神的な救いと映像的なカタルシスが上手く両立してくるから。
あと作品の本質とはあまり関係ない話。
とりあえず見た感じ
原作とは絵の印象がかなり違います。
絵の輪郭は似てるんだけど描きかたのクセが全然違う感じ。
原作ファンの人だとそのへんでちょっと気になると思う。