パーフェクトブルー・千年女優の今敏監督の最新映画。
3人のホームレスがクリスマスの晩に捨てられていた赤ん坊を拾う。
赤ん坊はすぐに交番に届けるべきだったけど、1人がその赤子に自らの
出生を重ね、親を捜すべきだと主張し、親を求めて3人は街をさまよう。
それは3人にとっても、実に奇妙な偶然と奇跡に彩られた旅になった。
これって実写で作ってもたぶん印象は大差ないっすね。
つーかここまで濃厚に空間描写するなら実写の方が楽かも。
でも、実写だと注目されず客も入らない可能性が……
いや、もちろん面白いんだけどさ。
内容的にも絵面的にも地味っつーか、渋いっつーかそんな感じで。
ここぞと言うとこでは適度に盛りあがって派手にはなるけれど。
細部のこだわりとかキャラの濃さとかそのへんが作品の売りですかね。
まぁ、最大の売りは「アニメであること」だったりするかも(爆)。
うむー。
インパクトでパーフェクトブルーを超えるのはそうそう作れないか。
妄想代理人の今後の展開次第では来るかもしれないけど。
(妄想代理人は今敏さんの初のテレビシリーズ監督作品)