何年か前の映画です。原作は児童文学かな?よく知りません。
天才物理学者のフリッツには動物との会話できたり怪我を治したり
できる不思議な力を持った息子のアモンがいた。
フリッツは息子の不思議な力を研究し新たなエネルギーを生み出した。
そこに(帝国の君主)ブラニックの魔の手が迫り親子で逃げようとした。
しかし逃走は失敗し、両親は死に、アモンは捕らえられてしまう。
飛行船で本国への移送してる途中でアモンは鳥の声を聞いた。
アモンは鳥の声に導かれるように空を飛び、飛行船から脱出する。
そして自然に包まれた世界の中で愛と勇気を知るのだった。
途中までは結構面白い?とか思って見てたんですが……
最後の方のストーリー展開で気分はすっかり急降下しました。
レジスタンスに呼応して決起しながら戦車の力の前に押される住人が
再び勢いを取り戻す理由がアモンのコトバだけって説得力ないし。
どーにも打開できない展開なのに死んでどーにかなってしまうなんて、
命がけの勇気みたいなテーマが根元でポッキリ折れてるがな!
ちなみにこれ書いた後にファンサイトを見つけました。
ファンサイトを作るぐらいだから絶賛してるのかと思って
ちょっと作品の総評を斜め読みしてみたんだけど、
後半の構成があんまりだー、みたいなコトが書いてあったり。
それでもファンサイトを作るんだから愛だよ!(笑)
確かにこの作品は途中まではわりと面白いんだよね……