5月からフジテレビ系(2局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
BSフジでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
琉球生まれでザンバラ頭で強いやつがいると戦わずにいられない。
剣術は寄せ集め(チャンプルー)で荒削りだけどデタラメに強い。
と言う超が付きそうな喧嘩バカで歌舞伎者のムゲン。
無口で落ち着いてるが売られた喧嘩は必ず買って負け知らず。
剣術は動きに無駄のないどこぞの必殺剣の一子相伝級の凄腕。
存在そのものがワケありクールなナイスガイ状態のジン。
そして明るく元気でそのへん(現代)にいそうな町娘のフウ。
この3人の珍道中って感じでの内容で、
全体としてのストーリーの流れみたいのはあるけど
基本は1~2話の読みきりエピソードの積み重ねです。
カウボーイビパップの渡辺信一郎さん久々のテレビアニメ。
(はれぶたのワタナベシンイチさんとは名前似てるけど別人です)
まぁ、見るからに「らしい」っつーか激しくカッコイイ映像っすね。
そして時代考証がデタラメ。つーか喋りが思いっきり現代モノなので。
キャラ描写も現代だし。ガタガタ言わずに見ろ!と冒頭で怒られます(笑)。
サントラはゴリゴリのテクノだし、殺陣で映像スクラッチしてるし。
一言で形容するならパンク時代劇って感じかにゃ~!?
にゃ~じゃねーよ(汗)。
この作品のテイストは、まさにカッコよくバカをやるって感じ。
同じよう内容の作品と何が違うかと言えばそれは「美学」っすね。
美学って別に美形を出すってコトじゃなくて、一つ一つの動作や判断に
確固たる筋が通ってるところ。任侠とかにも通じると言えば分かるかも。
意識的にカッコつけるんじゃなくて、自然体がカッコ良いってコトです。
ちなみにオープニングはスパイラルの(OPの)人ですな(橋本カツヨさん)。