2002年頃にテレビ東京で放送してた番組です。DVDレンタル(最近出た)。
原作は少女誌(りぼん)のマンガで読んだことありません。
歌手を夢みる神山満月は反対する祖母には内緒でオーディションに申し込む。
だが書類審査を通過して喜んだものの病気が悪化して大きな声が出ない状態に。
さらに死神を自称する変な二人組にあと1年の命だと知らされてしまった。
それなら後悔したくないと満月は声が出ないのにオーディションに向かう。
しかし年齢を偽ってた満月は門前払いを食らってしまうのだった。
そこで死神は心残りがないようにと満月に16歳の健康体にする術をかける。
死神の思惑をよそに満月の歌声はデキレースすら引っ繰り返してしまう。
そしてフルムーンは誕生したのだった。
大人に変身して歌手になるのって今では珍しいけど昔は定番だったすね。
というかその昔に歌手が国民的アイドルだった時期があったのです。
だから女の子の憧れとして歌手という一つの象徴が有ったのでした。
そしてその一番代表的な作品といったらクリィミーマミでしょう。
本放送を見てた自信はないけど当時結構熱心に見てた記憶が(笑)。
(本放送を完全に見てたのはマジカルエミだけだと思う)
ロンググットバイなんかレーザーディスクで持ってたよ……
ってクリィミーマミの話ばかりしてどーするよ。
よーするに見ててクリィミーマミを思い出したと言いたいわけです。
一見すると変身魔法少女なんだけど原作が漫画なんでアレンジされてます。
まず自分で変身するわけじゃない。死神が変身させる術を使うのです。
マスコットキャラ(というか死神)も通常は人型で(でも他人には見えない)、
ぬいぐるみの形態に偽装してるって設定のようです。
死神の二人のコンビ名がネギらーめんなのが一番お約束ズレしてるけど(笑)。
マネージャーが元アイドルなのは最近よく見るかも。現実的だからなのか?
そーいや主人公の声が声優らしからぬ声質だなとか思ってたら
バンドのボーカルの人(myco)が声優をやってるのだった。
(エンディング曲のChangin' My Lifeのボーカル)
喋り声が口で喋ってて歌声が腹の底から響く声なのがらしいつーか。
声優さんだと喋り声も歌声と同じように腹の底から発声しちゃうから。
にしても声優が歌うんじゃなくて歌手の人が声優をやるのは珍しいね。
まぁクリィミーマミの頃は声優さんの主題歌も珍しかったけど。
見た目は大したことない(ジャンヌよりはマシ)けどみょーに面白い。
特にマネージャーさんが本人と保証人の先生(主治医?)に会いに来る
エピソードは辻褄の合わない嘘をつきまくって収拾ついてないのに
最終的には強引にうまく行ってしまうし。ありえねぇよ(笑)。
まぁそもそも設定に無理有りすぎだからしょーがないのですが。