4月からBS-i(のみ)で木曜日の深夜に放送してる新番組。
原作はスクエニ系(ガンガンパワード)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
何かの理由でいずみとみつきの姉妹は家出して仕事を探したけど見つからなくて。
途方にくれてさまよってたら巨大なお屋敷の家政婦募集を発見してダメ元で突撃。
そのお屋敷は両親が死んで孤独になった義貴一人しか住んでいなかった。
その境遇に同情して家政婦の仕事をやろうと思ったいずみだったが、
実は義貴は両親の死を喜ぶ人でなしで人にコスプレを強要するド変態。
弱みが握られ働くしかなくなったいずみの多難の日々の始まりであった。
スクエニ系は元々のスタイルの作品の大部分が分派した時に外に行って、
残った作品の多くは従来のスクエニ系というより角川系みたいな作品で。
この作品の原作はスクエニ系と角川系の混ぜた感じの作品だったり。
で1巻しか読んでないけどあっさり切り捨てない程度には面白かったよ。
そのおぼろげな記憶と比較してアニメは格段に面白くなってる感じ。
それというのもこれいずみの視点をメインに構成してるからかも。
原作はもーちっとニュートラルというか3人称視点だったような記憶が。
いずみ視点なもんで義貴の鬼畜変態っぷりがいっそう際立ってるね。
おかげでやりたくないのに仕方なくやってる感じが滲み出てるし。
義貴が調子に乗って無茶言いまくっていずみがぶち切れるトコも、
いずみ視点だからこそリミットブレイクな感覚にみょーにシンクロする。
「このド変態!ド変態!」とゲシゲシ足蹴にするのが気持ちいい(笑)。
こんなヒドイ扱いの主人公も珍しいね。いちおー男性向け(のはず)なのに。
つーか視点がいずみなら主人公はいずみだろうという説も……。
いずみもエライ(エロイ)めに会いまくってますが。
翻弄されまくりな感じがダフネのマイアと似てるとも言えるかも。
この作品って一見するとコスチュームのエロさが目立つけど
コスチュームだけじゃなく内容そのものもエロエロです(笑)。
そして視点が羞恥プレイの当事者なので感覚的にさらにエロい(爆)。
よくもここまで原作のエッセンスを強調したものだと感心したよ。
なんかとっても面白いっすね。やりたいことがハッキリしてて。
どっちつかずだった同じスタッフの前作(この醜)よりもずっと面白いよ。
ところで神様と言って出てくるカバ?とハムスター?って原作者っすね。
カバがストーリーでハムスターが絵の人。確かにある意味神様だったり。