1994年頃にリリースされた40分×4本のOVA。DVDレンタルやってます。
操縦の腕前は凄腕だけど勝手に暴走する性格が災いして左遷される主人公。
彼は惑星エデンに新型機テストパイロットとして赴任することになった。
そこでよく知る人物と再会する。ここは彼が学生時代に過ごした場所だった。
それと期を同じくしてエデンに大人気バーチャル歌手がコンサートに訪れる。
そのマネージャーも彼のよく知るその昔学園祭の歌姫と呼ばれた人物だった。
マクロスと言えばバルキリーと歌。
それされあればマクロスと言うか、他に共通点がまるでないというか。
いちおー世界設定は連続しているみたいだけど(オリジナルの未来らしい)。
マクロスゼロもだけど、ここまで行くとマクロスである必要ないような。
ちなみに監督・脚本・音楽の組み合わせがビバップと同じです。
なのでマクロスというよりビバップの方がイメージ近いかも!?
思いっきりメリケンちっくと言うかバタくさい雰囲気です。
空間描写がとっても緻密ですでに実力の片鱗が見えてますな。
音楽はハウス全盛の頃の曲みたいな感じ。
オリジナルや7のような懐古気分に浸る音楽と違って
今聞いても古さは感じさせないのがいいっすね。
(マクロスゼロは民族音楽だったっけかな)
ライブもバーチャルトリップみたいな映像でなかなか面白いし。
そのライブ映像とか音楽とかはセンサーで人間の脳波を分析して
適度な興奮状態になるようにいろいろ細工してるという設定とか。
バーチャル歌手の人工知能は完全ではなく感情面が欠落してるので
人間とシンクロしてそして歌手として成り立っている、とか。
新型機は脳と信号的に直結することでより高度な制御が可能になるけど
感情の揺れを拾われて意図しない動作をしてしまったり、とか。
機械と脳の組み合せをクローズアップして描いてるようです。