7月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
キッズでもやってるので地上波で見れない人はそちらで。
原作はライトノベル?で読んだことありません。
舞台はのどかな田舎町。人と特定種族と呼ばれる妖怪たちが共存してる町。
その町の中学校に妖怪「ぺとぺとさん」である(通称)ぺと子は転校してきた。
ぺとぺとさんとは何かの拍子で他の生物とぺとっとくっつく性質があり、
ぺとった(ぺとっとくっついた)場合は一緒に寝るまで離れないのでした。
(寝るというのはそのまんま就寝のこと)
公式ページでは愛しいとぺとると書いてあるけどぺと子は偶然とか言ってるね。
どっちにしろ絶滅に瀕した種族が子孫を残すためにそーなったらしい。
ぺと子はその性質を自嘲的に「うちエロエロ妖怪やねん」と言ってたり。
そんなぺと子とまわりの人間や妖怪たちの日常のアレコレって感じ。
事前のビジュアルでは全く得体が知れない内容だったけど
実際に見てみたらずいぶんコミカルでほのぼのとした内容でした。
キャラもいかにも作った極端な性格づけではなくわりと普通だし。
深夜だとその筋向けの濃ゆいのか大人向けの渋いのをイメージするけど
なんか子供が見ても普通に楽しめそうな親しみやすい内容だったよ。
つーか昔はこーゆーのフツーに夕方にやってたと思うのですが。
全然作品のテイストは違うけどゲゲゲの鬼太郎を思い出したり。
むしろ今夕方にやってる作品のほうが下手するとマニアックのような。
つまり日常をまったり描いても視聴率が取れないから深夜なわけです。
夕方は一般的で深夜はマニアックって先入観は捨てた方がいいかもよ。
この作品のオープニング曲(エンディング曲も)。
「さねよしいさ子」とか言われてもアニメファンはほとんど知らんかな。
でも、この手のアコースティックな曲ではわりと知られた人ですよ。
この人を主題歌に選んだ時点で私的には大幅にポイント加算って感じ。
そして作品のまったりほのぼのしたテイストにばっちり合ってる!
アニソン専科のランティス(メロウヘッド)なんだから当然ではあるけど。
ところでこの作品のスタッフ。
監督とシリーズ構成とキャラデザの組み合わせが高橋留美子劇場だったり。
※制作会社はXEBEC M2で高橋留美子劇場のトムスとは違う
マニア系の作品でさらに違う制作会社で同じ組み合わせなのはナゼ?
とか思ってたけど、作品の内容を見てたら確かに相応しいかもと思ったよ。
ちなみに絵柄が合ってるのか作画陣の差か見た目はこっちの方が断然いい。