7月からテレビ朝日系(2局)で水曜日の深夜に放送してる新番組。
キッズでも8月からやってるので地上波で見れない人はそちらで。
大災害によって陸地の大部分が水没して殆どの人間が死滅してしまった世界。
それでも生き残った人たちは残された陸地で生活を取り戻しつつあった。
ここヤビツは島の頂上に座礁した原子力空母を中心に発展した町で、
空母の中では人類の代表たちが集まり新国連を発足しようとしていた。
その会場に一人の青年が現れ宣戦布告を宣言し、潜水艦が攻撃を開始した。
平和だったヤビツの町は一瞬にして戦禍に包まれ人々は逃げ惑うのだった。
設定を聞いて(未来少年)コナンのようだとか思って見てたけど
キャラがオーバーリアクションなとこが実にコナンそっくりだった。
1話の騙される船員のキャラデザインまでコナンのキャラそっくりだし。
そもそも島の頂上に船が座礁してる絵面はまんま残され島に見えるし。
(いわゆるノアの箱舟を意図した絵でもあるけど)
人類存亡の危機で力を合わせないといけない状況に至っても
なお権力闘争に明け暮れる愚かさみたいのまでコナンそっくりだね。
そして主人公とヒロインが潜水艦に乗る展開はナディア?とか思ったり。
よーするに全編に宮崎テイストあふれまくりな作品だったりする。
作風がちょっと懐かしめなのも中身を考えるとピッタリだと思ったよ。
そーいやこの作品はヒロインのイスラがいきなり妊婦です(笑)。16歳で。
そして1話で出産をします。主人公のキールもそれに立ち会うのです。
と言うか戦禍の中でキールともう一人によって取り上げたわけです。
医学経験のないキールはうろたえるだけで激しく役立たずだったけど。
にしても第1話からいきなりヒロインが出産するとは……びっくり。
つーかヒロインが出産する作品って「めぞん一刻」以外にあったっけ?
出産したということは当然ヒロインは子持ちです。
そして主人公のキールはイスラに気があるわけです。
つまり子持ちのヒロインにアプローチする主人公がここに!(笑)
エウレカセブンでは出来なかったことをこれはやるようだ。
エウレカセブンと言えばこの作品も1話の背景美術が凄く気合入ってたよ。
それを見てエウレカセブンを思い出したというか。
2話以降はそれほどではないけどサヴァイヴや双恋に比べれば断然マシすね。
※制作はテレコム・アニメーション
CGを使ったアクションシーンはGONZOモノに比べると今一つだけど。