まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

マリア様がみてる~春~ 5~8話

ついに3年生の卒業式になります。ここで卒業する3人の薔薇さまがたの
それぞれの出会いのエピソードが回想という形で描かれるのでした。
その流れってわけでもないんだろうけど、続いて
聖さま(ロサ・ギガンティア)と志摩子さんの出会いのエピソードが。
前シリーズで栞さんとの壮絶!?なエピソードが語られてただけに
なぜ志摩子さんとスールになったのかずっと疑問に思ってました。
あんなコトがあったら普通はもうスールなんて、と思うじゃない?

聖さまと志摩子さんの関係はまさに出会ってしまったという感じかも。
人が互いを求める理由は、自分と違うから、もしくは同じだから。
この二人の場合は互いに似ていたから引きつけられたのでした。
二人ともこの学園では回りから浮いてる異質な存在って感じだし。
銀杏の中に一本だけ桜が咲いてるみたいな表現があったけど、
リリアンでの二人の存在感はまさにそんな感じではないだろうか。

ただ出会ってしまった二人だけど
過去の出来事のせいでその先に踏み出せないのでした。
事情を知っててそれをじれったいと思う蓉子さまの策略も有って
志摩子さんはお手伝いという形で山百合会に出入りすることに。
志摩子さんの働きはとても優秀で今みたいな中途半端な形ではなく
誰かのスールとして正式に山百合会に迎えたいと考えるのです。
そして祥子さまがアクションを起こすのでした。
結果的に祥子さまは振られてしまうんだけど。
(実はこの流れは最初のエピソードにも繋がってたりする)

時間が今に戻り3年生が卒業して新入生がやって来る。
聖さまとの別れをあまり悲しんでる風には見えなかった志摩子さんも
実際に卒業してしまった後はすっかり気が抜けたような感じになり
時間があれば校舎裏に行って一人で桜を見ているような状態に。
(ここってたぶん聖さまと出会った場所なんだろうね)
そして再び出会ってしまうのです。新入生の乃梨子さんと。
この乃梨子さんの出会いは、聖さまとの出会いとシンクロしてる。
と言うか、あえて意識的にやってるんだろうけど。

ここで乃梨子さんが件の「銀杏の中に~」の表現をするのでした。
それに続いて
「上手く言えないけど」「上手く言えてたわよ」ってやりとりが。
「上手く言えないけど」というコトバはわりとよく使うけど
それの返しで「上手く言えてたわよ」って滅多に聞かないような。
うーん、なんかいい!この返し。どっかで使えないかな。

つーわけですっかり志摩子さんと聖さま&乃梨子さんが中心の話に。
主役のはずの祐巳ちゃんの影が薄いです。ちょっとピンチです(笑)
まぁ、そもそもこの作品は集団劇みたいなもんだから仕方ないか。
特に直接3年生とスールだった志摩子さんとは立場が違うしね。

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