1998年にテレビ東京で深夜に放送してたテレビシリーズ。
原作はSS/PSのゲーム(センチメンタルグラフィティ)でやったこと無い。
1話ごとにそれぞれの街の一人の少女の物語が描かれていて
それぞれの少女は誰かとの別れの記憶を心の中に残している。
と言ってもいなくなった相手自体は作品には登場しない感じ。
(そのいなくなった人がよーするにゲームの主人公です)
「北へ」と同じで設定だけ生かしたゲームとは別の作品っすね。
1話を見て「なんて格調高い美少女アニメ」とか思ったよ(笑)。
全編が弦楽器の調べで彩られてるし、色調はセピアトーンだし、
真ん中へんは無声映画風味だし、相手役は髭の生えた外人さんだし。
なんかアニメというより実写の青春モノ映画を見てるような感じ。
(ONE ~輝く季節へ~のアニメってこれの出来そこないのようだ)
映像のデキも素晴らしくいいし、ストーリーもしっかりしてるし、
もしかして傑作なのでは!?と思ったり(あくまでアニメの話)。
ちなみにこのスタッフ(監督など)の次作がビッグオーですよ。
ところで、これセラフィムコールと売りかたがそっくり。
1話×12巻だし「12都市12少女物語」だし、サンライズだし。
つーかこっちが前なので、このやり方を踏襲したわけっすね。