5話で沙羅と双樹が時々いなくなってしまうエピソードが出てくる。
住んでる場所は知らないし、連絡は取れなくなって(着信拒否)しまう。
って今まで一緒に住んでるんだと思ってたよ。寝てるシーンがあるし。
どこか別の場所に住んでて通ってきてて、泊まることもあるよーで。
2話の「家の手伝いをするとか」なセリフが今やっと理解できました(笑)。
3人で日曜日の昼間っから天井の穴の下で横になって日光浴のシーンの。
そこで「デートするとか」「ゴロゴロするとか」って恋太郎が言うけど
そのセリフで互いに目が合うとこがなんか幸せそうでイイっすね。
対照的にこの回の二人がいない恋太郎の姿の侘しいことこの上ない。
でもあきらかに恋太郎を慕ってる二人が事情も言わず留守にして
着信拒否をするのにはなにか深い事情が有りそうに思わせてるし。
今のこの一瞬がとても幸せで、それは長くは続かない予感もさせる。
6話で得体の知れない招待に乗って山間の温泉に旅行に行くのです。
5話の最後にどこにも行かなくてイイこのまま3人で一緒にいられれば。
そう言ってた二人がこの旅行に付いてきたのには訳があったのでした。
そう。幸せな時間の刻限がもうすぐそこまで迫っていたから。
せめて一つになれれば何かか変わるかも、と大胆な行動に出てくる。
その後いろいろあって恋太郎は二人の家の事情を知ってしまう。
もう時間がないからこそ一つになりたいという二人に対して
「抱いたからってどーなるって言うんだよ」って吐き捨てる恋太郎。
確かにその瞬間だけ幸せだったとしても明日は変わりはしないから。
明日はどーでもいい今一つになれさえすればって感情も理解できるけど。
そして幸せだった3人の時間は終わりを告げるのです。
8話の終わりで恋太郎の元を去った沙羅と双樹だけど
その後に沙羅と双樹も別れ別れになるようにも見える。
次回予告では恋太郎の元に片方だけ戻ったようにも見える。
ってことは幸せだった3人の日々を取り戻すべく奔走するのか?
それとも3人だった時が最も幸せだったみたいに持っていくのか?
どっちにしろ予想を激しく上回る切ない展開にすっかりメロメロですよ。
1話でまず超絶アクションで視聴者の度肝を抜いて、
2~4話で3人でいるコトの心地よさをじっくり見せていく。
そして5話以降その関係が無限に続かないことを思い知らせる。
1クールで無駄な内容をやる余裕は無いのを良く分かってらっしゃる。
なんとも構成上手すぎです。センス良過ぎです。面白すぎです。
双恋がアレでフタコイがコレなんだから実に油断大敵っすね。
実際に動いてるものを見ないと判断は出来ないのを痛感するよ。
双恋と言えば双子ですが8話までに一通り出てきました。
やっぱり完全にゲストキャラ扱いみたいです。
だいたい「3人が心地よい」を描くのに他の双子は絡ませられないよ。
(例外は昔恋太郎と関係があった桃井姉妹のエピソード)
キャラ設定とかは双恋と全く違うようででも微妙に似てるかも。
キャラが配置されてる場所は違うのに属性が双恋と多少似てるし。
双恋を見てた人はこのキャラがこう出てくるのかと興味深いかも。
双恋を見てないとキャラ設定を理解できない内容ではないし、
見てたとしても別物と割りきって見れるので問題はないです。
そうそう。8話からエンディングが変わりました。
と言っても曲が変わったわけではなく2番になっただけですが。
そして映像(恒例の粘土アニメ)も新しくなってます。
3人の時間が終わった瞬間に切り替わるのが実に絶妙っすね。
こんな絶妙なタイミングで変えたのって他はD.C.ぐらいだし。