2000年にNHK BS-2で放送してたテレビシリーズ。
ついこの前キッズでやってました。録画が面倒なので(以下略)
黒船が来訪しそろそろ幕末の戦乱が始まろうとしてた時代。
カラクリの技術を伝承し日々の暮らしに生かす機の民がいた。
ある日、機の民の里にカラクリを使った謎の集団が攻めて来る。
戦いのためのカラクリを持たない機の民は賊の前になす術もなく。
子供たちは動かない御神体(巨大な山車)の眠る社へと逃げた。
社まで賊の手が迫った時、ヒヲウたちの手で御神体が動き出す。
最初は日本昔話かと思った(笑)。
いや誇張ではなくまさにそんな感じの絵なので。
その素朴な世界観で長閑な日々の生活の中に
カラクリとか人形とかが不自然なくとけこんでいる。
ホントにそんな場所があったらいいなと思わせる雰囲気で。
フィクションとしての嘘の中ではかなり上質な感じです。
そしてこの作品の最大の見どころである御神体。
なんと変形して巨大なカラクリ人形になるのです。
(ロボットというよりはまさにカラクリ人形って感じ)
いくつもの歯車が回ってガタガタとぎこちなく動く様は
ピカピカのロボットよりもメカっぽさを実感させるのです。
しかも大部分が木なので頑張って動いてます!って感じがする。
宮崎(駿)さんもこーゆー機械仕掛けっぽさを大事にしてたっすね。
いやー、なんか見てて楽しいっすよ。これ。