今回のエピソードの
犯罪歴のある人物が次々と殺される事件の捜査線上に
エジムンド(刑事)の元恋人が浮上するんだけど実は……な話。
それとセントラルタワーの爆破予告を調査していたら
その犯人が予想もしなかい場所にいたという話。
この二つのストーリー展開、特に後者には驚かされました。
先物取引の時もだけど最後のオチであっと言わせる感じです。
キャラ描写も魅力的だけど物語の組み立てが上手いっすね。
キャラといえば爆破予告の話でまた渋いオヤジが登場。
この監督さんは実は渋いオヤジが好きなのか?(笑)
やっぱ魅力的なジジババがいると作品に深みが出るですよ。
ちなみにこの人は××××の祖父だったりなんかして。
この世界は何十年か前に最後の戦争が終わり世界は統一され。
軍隊はその存在意義を失った「のようなもの」に成り下がる。
緊張感のない軍人の中で一人気を吐いていたのがこの祖父でした。
キノの旅で延々と線路を撤去してた爺さんに似た哀愁と言うか。
全編に「祭のあと」とでも言いたげな雰囲気が充満した回だった。
12話では天上人という存在が初登場。
表向きは18年毎に巨大な船で都市を渡ってくるカーニバルの集団。
その実体は各都市のエネルギーシステムを動かす技術を有する人たち。
18年ごとにシステムのメンテナンスを行うためにやって来るのだった。
この作業を行わないとライフラインが止まりやがて都市は死滅する。
そして天上人のメンテナンス作業を妨害しようとした勢力があった。
危険を感じた天上人は船に引き返しシステム停止の刻限が迫る。
果たしてジェドの運命やいかに?
そんな感じで12話だけは13話に続いてます。
ちょーど全26話の真ん中なんで一つの山場が。
そうそう。前にカウボーイビバップを例に出したけど
この作品が最もビバップのテイストに近いんではないかと。
つまりビバップみたいな作品が見たいならこれがおすすめ。
しかーしレンタル商品が無いのだな……