1993年頃にリリースされた50分(2話)×3本のOVA。
当時ラジオドラマや漫画、小説などにメディア展開されてたらしい。
漫画版はなんか読んだ気がします。読んでたとしても何も覚えてないが(爆)。
流星が落ちた街にある国際アカデミア学園。彼はそこの生徒会長だった。
今日も予算の陳情にくる生徒の相手をしたり変らぬ日々を過ごしていた。
一限目の授業で問題教師羽柴にいきなり校外実習と言われて
彼を含む8人の生徒が隕石を研究する施設に連れていかれるまでは。
羽柴に単位をちらつかされ立場の弱い生徒たちは隕石の内部に入る。
そこへまるで申し合わせたように上空から謎の巨大な円盤が襲来。
地球の危機が迫る時、隕石が形質変化し巨大なロボットになった。
最初はスーパーロボット物かと思ってた。
タイトルやオープニング曲が実にそれっぽいし。
でも見始めたら何かイメージしてたのと違ってたり。
一言でいえばスーパーロボット物のパロディみたいな感じ。
わりとリアル系の世界観で実にバカなことをやってると言うか。
こんなの10年前にテレビで放送できたのか?と思って驚いたけど
実はテレビシリーズじゃなくてOVAでした。やっぱそーだよ。
(テレビシリーズっぽいフォーマットなので勘違いを)
今の深夜アニメならともかく当時はこんな企画じゃ通らないって。
頭の中でイメージしたそのままがロボットになったって設定で。
ロボットを動かす時も頭でイメージすればその通り動くとか。
(みんなが好き勝手にイメージしてジタバタしたりもする)
実に御都合主義というかロボットアニメ文法をあざ笑ってる感じ。
もちろん武器もイメージすれば出現いたします。基本ですから。
真剣白刃取りもできます。できる人がイメージすれば(笑)。
ロボットアニメではロボットの名前がキモですが!?
羽柴がこのロボットをガクセイバーと勝手に名づけるのでした。
でもパイロット(生徒)たちは誰もその名称で呼ばなかったりして。
みんな「ロボット」と連呼しています。理由は恥ずかしいから。
そりゃ普通の感覚を持ってたらそーだろうよ(笑)。
そんな感じで
実にナンセンスでアホらしい内容だけどノリは良くて楽しいし、
みょーに芸が細かいのでふつーに楽しめると思います。