2000年にWOWOWで放送してたテレビシリーズ。
今より少し前の時代。長屋に住むまりんという中学生の少女がいた。
いつも元気に新聞配達をしたり神社にお参りしたりしていました。
そんなある日、空に不思議な世界の蜃気楼が出現をしたのです。
みんなと同じようにこの不思議な光景を眺めていたまりんだけど
突然その蜃気楼から落ちてきたダルマのような物体に攻撃されて。
ついに絶体絶命という時に人型の何かが出現し撃退したのでした。
この人型の何かはメランと名乗りまりんを必ず守るというのです。
いったいメランとは何者か?なぜまりんが命を狙われるのか?
そして空に出現した蜃気楼の意味は?てな感じで物語は始まります。
主人公やその友達の中学生(見た感じ小学生だと思ってた)が中心だし
オモチャみたいなロボットがいきなり出現して理由もわからず戦うし。
外形的にはいわゆる子供向けのヒーロー物と似たような感じです。
実際これを子供が見てもちゃんとついていけるのでは?
ただそのわりにえらくしっかりと空間を描写してあって
少し懐かしい雰囲気やら生活観が満ち溢れてて楽しい感じです。
もう一つのキャッチャーな記号は少女と人型ロボットかな。
この作品は戦いとか謎とかがメインというわけではなく、
主人公を中心にした学校や長屋の人たちとの日常と
命を狙われる中で通じ合ってくメランとの関係が主って感じ?
メランはロボットのようで、でも生物のように血?を流す。
そして目が動いたり、喋ったり、食べたりするのでした。
よーするに人型をした人とは違う生き物みたいに描いてる。
やたらとテンポがよくて主人公が唇からマシンガン状態で
いったい何回「あっはーん」て言うか数えたいほどで(笑)。
(ただの口癖で別に誘ってるわけではない)
作品の隅々まで行き届いたこだわりがいい味だしてるし。
現時点では中身があまりないけど、わりと面白いです。