1995~98年にBS-2で夕方に放送してたテレビシリーズ。
NHK教育でもほぼ一年遅れでやってたみたいです。
原作は少女誌(なかよし)のマンガで読んだことありません。
主人公の名前は野山あずさ。でもあずきと間違えて読んだ子がいて。
それからはみんなにあずき(ちゃん)と呼ばれるようになった。
そのあずきちゃんは転校して来た勇之助くんに一目ぼれをする。
あずきちゃんとその家族や友達による日常や恋愛のアレコレって感じ。
勇之助くんが他のみんなと違う手提げのカバンを使ってるのを見て
親に(手提げ)カバンをおねだりして買ってもらっちゃうのです。
これでお揃いとか喜んでたけど、よくよく考えるとランドセルから
急にカバンに変えれば不自然でからかわれる……とか考えちゃって。
で結局ランドセルで登校してみたら他の子は(手提げ)カバンだった。
これ小学5年生とかだとホントに大問題だったりするけど
歳をとると気にならないというか忘れてしまう感覚というか。
でも見ればあの時はそんな感覚があったと思い起せるというか。
つまりその年代の目線をしっかり描いている作品なのでした。
アニメには子供が中心に描かれる作品は腐るほど有るけど
残念ながら子供の目線を描いてる作品って多くなかったりする。
そーいう意味ではとても貴重な作品だったりします。
もう一つの特徴としては絵柄でしょうか。
この原作マンガこそ読んだコトはないけど
原作者(漫画)の他の作品は読んだこと有るのでタッチは知ってます。
線を省略して柔らかめだけどクッキリしたラインを表現した絵。
描きこまないのでトーンを使ってるのにも関わらず白っぽい絵面。
アニメの方はその雰囲気を再現しつつかっちりした感じになってる。
見た感じでは黒目に白い半月が入ってるのが特に印象的っすね。
こんな簡単でも目と目線が表現できるんだなって感じで。
そーいえばあずきちゃんの親友のかおるちゃんって
ひさちゃん(R.O.D THE TV)と声が同じであった(川田妙子さん)。
キャラのイメージが近いのですぐわかったよ。
つーかこの声だと似たような役しかできなそうだが(笑)。
補足。
レンタルビデオには半分ぐらいしか収録されてないそうです。