7月からAT-Xで放送してた新番組。DVDレンタル。
10月に一部の地上波で1、2話ダイジェスト放送がありました。
よーするにDVDの販促用で、なぜダイジェストかというと……
地上波で放送できない部分を編集でカットしたわけです。
つまりそのままだととても地上波では放送できない内容です。
原作は青年誌(ヤンジャン)のマンガで1巻だけ読んだことあります。
研究所は緊張に包まれていた。実験体が檻を破り外に出たからだ。
その実験体は頭部が金属のマスクで覆われてる以外は全裸の女性体で。
2メーター以内に接近した人を謎の力で捻じ曲げ引き千切っていった。
足を止めようとする警備員たちのなす術もなく彼女は外へ出てしまう。
最後の頼みの綱の狙撃も頭部のマスクを破壊しただけだった。
場面は移りコウタとユカの二人は近所の散策で海岸へ来ていた。
懐かしい思い出に浸る二人。そこに海から現れた全裸の少女。
頭部に角のあるその少女は「にゅう」としか言葉を喋らない。
まるで幼児のような彼女を拾ったことで二人は運命に巻きこまれていく。
内容を知ってたとはいえ怒涛のスプラッターにはたじろいだよ。
これアニメにすると映像的に強烈なインパクトがあるのでした。
頭はちょん切れるし、腕は捻れるし、血はどはどは流れるし……
地上波ではとても放送できないというのがおわかり頂けたかと。
1話なんかカイトとかメゾフォルテを思い出してしまったよ。
つーか1話の原画には梅津泰臣&りんしんさんのARMS主力がいるし。
(これ制作してるのはカイトやメゾフォルテのARMSです)
とにかくスプラッターな部分が目を引くけど
風景とか家屋とかの空間描写がとてもしっかりしてます。
日本家屋の少し暗めの落ち着いた配色が実に雰囲気出てるし。
にゅうの(幼児レベルの)無邪気な仕草の表現とあわせて
わりといい感じの作品に仕上がってる気がします。
原作はさっさと処分した(らしい)けどアニメは結構いいかも。
「にゅう」ってセリフも原作だとあざとく見えたのに
アニメだと言葉を知らない幼児の自然なセリフに見えるね。
「にゅう」といえば1話の前半はずっと全裸だったりして。
それ以降も体はちゃんと成熟してるのに頭の中身が幼児なので、
そのギャップでエロエロになるシチューションが何度も有ります。
しかしエロや萌えだけを期待して見るとグロさで瀕死かも(笑)。
そーいや
「にゅう」って一体どーいう存在なのかと思ってた。
原作の1巻にもアニメの1巻にも説明が出てこないし。
でも公式サイトによると人間の突然変異種なんだそうで。
頭に角とか特別な力とかって鬼をイメージしたのかな。