実は視聴本数的にこれは後回しのつもりだったんだけど
ついうっかり(?)5話を見たら切れなくなってしまった。
あと新規ものはコメント書くのかったるいってのも有って。
継続分も長々書いてれば同じだけど……
この作品って体裁としては1話読みきりみたいで
いちおー流れとしてのストーリーが有るって感じ。
エピソードによってシリアスやコメディに振れるよーで。
5話は舞衣が自らのHiMEの力を受け入れられないでいるのに
オーファンが出現する現実は容赦なく襲ってくるという展開で。
並行して舞衣がアルバイトに明け暮れる理由が出てきて。
それを知ったクラスメイトの態度が舞衣にはきつかったって話。
舞衣のあふれる感情を押さえられない描写が印象的でした。
あと楯くんのぶっきらぼうな優しさが見えた瞬間でもあったり。
最初はいがみ合ってたけど今後はもしかして!?とか思ったよ。
まぁ、この回は特別にシリアスに振ってはいたけど
作品全体の傾向としてはわりと軽いコメディよりっすね。
でその軽いノリの展開にいきなり重いシーンが挿入されたり。
メリハリという意味でかなりコントラストが強調されるけど、
一つ間違うと重いシーンまで軽く見られる危険性をはらんでる。
現状では効果的と逆効果のボーダーライン上を行ってます。
例えば物知り風の少年(炎凪)の存在感に関しては逆効果のような。
彼の位置付けや行動の意味を考えたら軽いノリは避けるべきのような。
つーかこの作品を微妙といった最大の理由は彼の印象なのですよ。
この作品ってイメージしたよりコメディで軽いノリだったけど、
それは別にダメってことはないのです。むしろわりと楽しい感じで。
でも置かれてる立場が実は結構深刻というギャップが存在してて。
その見えない緊張感みたいのを彼のキャラがぶち壊してる。
5話といえば事故にあったバスにあかねが乗ったように見えて
でもケガしてないのは何故だろう?見間違えた?とか思ってた。
てっきりバスのオーファンと戦ったのは深優だと思ってたから。
いかにも、そー勘違いさせるような描写になってるし。
でも違ったのでした。つーか碧が出たあたりで何となく気づいた。
最初の3人以外はHiMEを出さないのかと思ったけど違うようで。
すでにHiMEは7人も出てきてしまいましたよ!出過ぎ!
もしや風華の女子生徒は全員HiME候補とか!?<それじゃエヴァ
にしてもあかねにはかわいそうな展開に。
「一番大事なモノをかけてもらう」って意味はそーいうことか。
でも数少ない男キャラを減らさないでくれよ……
サラシ巻いてるニセ男キャラもそーだし(笑)。
あと深優って何なんでしょう?最初はHiMEかと思ったけど
なんか人間じゃないような。MIYUって何かの略みたいだし。
メカ!?それとも誰かのチャイルド!?とかいろいろ想像を。
確かなのは舞衣たちとは別の勢力に属するということのようで。
そいえば
このキャラデザインが見る人を選ぶと言ってる人がいたけど
むしろ顔や体型のバランスとかを含めて今やってる作品では
一番見る人を選ばないデザインではないかと。
みなさんやけにプロポーションがよろしいけど(笑)。