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おとめ妖怪ざくろ 1~7話

10月からテレビ東京系(3局)とAT-Xで深夜に放送してる新番組。
あにてれ・ShowTime・ニコニコ動画で最新話無料配信中。
原作は青年誌(バーズ)のマンガで1巻だけ読んだことが有ります。
※セルDVD・レンタルDVDは11/24からリリース
現実と極めて似た世界、大正?に近い時代、改暦をした文明開化の時代。
妖怪が当たり前に存在していて妖人と呼ばれ人と共に暮らしている世界。
時の政府は人だけでは妖人による事件を取り締まるのは難しいからと
人と妖人が協力して事に当たるための組織として妖人省を設立する。
これは半妖のザクロと陸軍少尉の総角(あげまき)景のコンビを含めた
半妖の少女と陸軍の代表の少年たちが妖人の事件に対する物語である。

なんだかとっても少女マンガみたい、というのが一番の印象かな。
原作を知ってたから驚きは無いけどアニメだと原作以上にそう見えるね。
総角が花を散らしたりEDのデュエットとかそう作ってるとしか思えないよ。
知ってる人は知ってるけどこの作者は女性誌のBLメインで描いてた人です。
BLメイン→青年誌に越境→アニメ化なのはセキレイの人とそっくりっすね。
ただこの人はみょーに可愛い絵柄なのでBLよりも少女マンガ向きかなと。
(TLや百合も描いてたので余計にそう思ってた)
そーいう意味で女の子メインのこの作品は絵柄が生きるのでいい感じです。

青年誌に掲載されてるのに少女マンガにしか見えないのがアレですが(笑)。
鬼灯(ほうずき)と雪洞(ぼんぼり)の盛りヘアーは青年誌ではまず見ないね。
(「まりあ†ほりっく」でもやってたけど)
少女誌と青年誌の境界が昔より曖昧になって混血みたいのが増えてるし、
少女誌に載せにくい題材の作品を青年誌が引き受けてるという感じかも。
大手以外の青年誌は大手がやらない作品を模索しないとやってけないから、
バーズも女性誌の人を積極的に青年誌に描かせて新しい道を模索してるよ。
前はバーズに載ってたローゼンメイデンもそうして生まれたわけです。

話を内容に戻して、手元にある原作コミックス1巻と見比べて思ったことを。
内容は大筋でそのまんまで分量的にあまり削ってたり足したりしてません。
でも細部の表現や構成にはかなり大幅に手を加えて再構成してある感じ。
ただ原作をべたッと映像化するのではなく理想とする形に作り直してる。
原作のイメージを大切にしつつ内容がより印象的になるようにしています。
「青い花」もそうだったけどJ.C.STAFFはよくこーゆー作り方をするなと。
誰が監督でもそうなるのは会社の偉い人の作品作りの考え方なのかも。
(シャフトはほぼ全て監督が同じなので作りが似てるのは当たり前)

具体的に指摘すると、まずギャグっぽい表現が原作より抑えてあります。
あまりマンガチックな表現を使わず表情が豊かって感じにしてあります。
マンガに比べてアニメは映像がカッチリしてるので合わせたようです。
そして感情の変化のプロセスを丁寧にそしてわかりやすくしてあります。

4話のアレンジが特に典型的なのだけど。
アニメだと行きに薄蛍(すすきほたる)が人の目を気にする展開だけど、
原作だと行きから既に利劔と手を繋いで人目は気にしてなかったりして。
その時点で既に二人は夫婦みたいな信頼関係で結ばれてたわけですよ。
もちろんアニメでもある程度の信頼関係が積み重なってはいたのだけど、
能力を受けいれたのと傷を負ってまで助けてくれたのが決め手になってる。
それ以前とそれ以降でハッキリとした信頼感の変化を見せてるわけです。
ここなんか構成を少しいじっただけなのに劇的にいい感じになったなと。
それにして利劔さんの薄蛍への行為はいちいちカッコよすぎですよ。
二枚目なのにヘタレで情けない総角さんとはエライ差だ……

総角さんのヘタレっぷりも原作よりパワーアップしてます(笑)。
原作だとざくろにヘタレがバレるまではほとんど尻尾を出してないけど、
アニメは最初からヘタレっぷりを随所で匂わせるという徹底っぷりだし。
ヘタレを隠すためにわざとらしく猫をかぶった二枚目な態度をとるし。
それで人間なんて!と思ってたざくろがクラっと来るのがまた面白いし。
原作だと総角さんの態度が猫をかぶってるのがその時点ではわからない。
ざくろもフツーに美形にコロっと行ってるようにしか見えないのです。
ここも内容はあまり変えず見せ方を変えてるだけでずいぶん違う感じに。

すっかり見た目に反してヘタレのレッテルが貼られた総角さんですが、
意外と頑張ることもあって、それでざくろも見直したりするのでした。
1話の雷獣のところでも桜と桐を助けるために飛び込んでいったしね。
助けたのはいいけど腰が抜けてみんなにヘタレが知れわたりましたが(爆)。
ここ実は原作だと桜と桐を助けるプロセス自体が無かったりする。
ざくろがここは総角少尉に任せようと押し出してみんなにバレる展開です。
とらドラ!もそうだったけど底意地が悪く見えるのは削る方向にあるね。
そのアレンジの結果で総角さんもヘタレだけど憎めない感じになってる。

この作品のよいところは映像がとても丁寧で雰囲気があるところです。
回を重ねることで次第にそれぞれのキャラの事情が見えてくるところです。
そして人と妖人のコンビが互いに心を通わせていくラブっぽいところです。
一つ一つの無関係な事件を積み重ねながら主要キャラを描いてるのです。
事件が主ではなく、事件に絡めて主要キャラの人間模様を描いてるのです。
(あまり主要キャラの事情が絡まない話はすっ飛ばしてたりする)
だからキャラに思い入れがしやすくて作品全体に思い入れしやすいのです。
この作品が意外と人気があるのはそのへんかもしれないね。
最初は凄く低かったから少女マンガ風味はやっぱダメかと思ってたのに。
※今のデータならかなりの確率でスマッシュヒットします

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