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へっぽこ実験アニメーション エクセル・サーガ 1~8話

1999年頃にテレビ東京で放送された全26話のテレビシリーズ。
ShowTime・各バンダイチャンネルで有料配信中(1話は無料)。
原作は青年誌(アワーズ)のマンガで全巻持ってます。
※今のところDVDはレンタルしてません(レンタルはVHSのみ)
F県F市の某地下には総帥イルパラッツォ率いる秘密結社アクロスがある。
アクロスとは腐った世界を是正すべく世界征服を目指す理想推進機関。
そして無理なき世界征服の第一歩として市街征服を当面の目標とする。
構成員であるエクセルとハイアットは崇高な目標にむけ勤しんでいた。
そんなエクセルたちの前に市街安全保障局という敵対勢力が現われて、
緊迫と命がけの戦闘が度々繰り広げられる……なんてことは全くなく
無駄に派手だけどバカっぽい衝突が有ったり無かったりするのでした。

放送時に生で中途半端に見ててレンタル(VHS)でも12話まで見た作品。
そのうち続きとか思ってたけど新番組の洪水に流されて忘れてました。
すっかり忘れてたので続きを見る前に1話から改めて見てみました。
放送からだと11年弱で3巻のレンタルからも6年半ぶりに見ましたよ。
ちなみに未だDVDのレンタルが出てないので配信で見る方がお手軽かも。
これもShowTimeの配信を購入したものです。
期限切れ前のso-netポイントを(使えるようになったので)利用しました。

凄く久しぶりに見て思ったけどこれ新房アニメに通ずるものが有るなと。
新房アニメが登場するまで最も暴走する内容をやったのがナベシンだし、
回によって表現の方向性を変える手法は「ぱにぽにだっしゅ!」同様だし、
露骨なパロとスタイルのオマージュてんこもりなのもそっくりそのまま。
物語の中と外の境界が曖昧だったりメタな表現を多用するのも似てる。
新房アニメで見た斬新な手法がここで既に使われてたりなんてことも。
原作クラッシャーと呼ばれがちと言う意味でも両者に共通点はあるかも。
(新房アニメは巷の印象よりずっと原作に忠実ですが)

いろんなジャンルスタイルを取り入れて好き放題やってた作品と言うと、
古くは「うる星やつら」で新しいのでは「ぱにぽにだっしゅ!」だけど、
これとパトレイバーがその間を埋める代表的な作品ではないかなと。
(パトレイバーは真面目な回とお遊び回とがある)
いろんなジャンルスタイルを取り入れた作品は他にもいくつか有るけど
徹底的にやりながら一つの作品として成り立ってるのはその4作品ぐらい。
「迷い猫オーバーラン!」はシリーズ監督がいない欠点が露呈してたし。
シリーズとしての流れがありながら毎回路線を変えてるこの作品こそが
「迷い猫~」が目指してたものなんだろうなとか見てて思ったりしたよ。

新房アニメと方向性が似てるから余計に見た目のチープさが気になります。
新房アニメって絵の構図を作りこんでるので映像に凄く力があるというか
どんなにバカみたいな内容をやってても決してチープには見えないから。
それにこの10年で平均的に描画の繊細さがずいぶん増したのもあるかな。
まぁ、へっぽこというタイトル通り当時でも十分にチープだったけれど。
「青い花」や「超電磁砲」と同じJ.C.STAFFの作品とはとて思えない……
当時だって少し後に「雪使いシュガ~」や「藍より青し」をやってたよ。
キャラの顔だけ描きこんでるあたりチープな見た目は意図通りなのかね。
気の抜けた見た目のほうが表現的にいろいろ冒険し易いと考えたのかも。

内容については前にも書いたけど原作コミックスとは全く違っています。
原作とこんなに違ってていいのか?と見てるこっちが心配になるほどに。
毎回冒頭に作者の「内容を一任する」誓約書を出すほどの内容なのです。
キャラ設定は原作に近いし展開も大筋でそれなりに沿ってたりはしますが。
パロやオマージュてんこもりで悪ノリしすぎ暴走しすぎだったりするのが
まさに原作の方向性なので、ある意味しっかり沿ってるとも言えるのかも。
原作ファンとしては作者公認パロ作品みたいで結構楽しんで見てました。
まぁ、ナベシンがレギュラーで目立ちすぎ内容に絡みすぎとは思ったけど。
※アフロで赤ジャケの監督の自画像キャラで声も本人
ウチュウとか大いなる意思とかペドロまでレギュラーで出てくるよ……

あとは1話ずつ簡単に。

1話。「六道神士殺害計画」
基本スタイル?タイトルはよくある言い回し。
始まって数分で主人公(エクセル)が車に轢かれたり作者を抹殺してみたり、
進行に都合が悪くなると大宇宙の大いなる意思が無かったことにしたりと、
1話から物語のセオリーを片っ端から外しまくって爆走してる作品でした。
エクセル落ちネタは1話は紐だけ登場して実際に初落下するのは5話でした。

2話。「火星から来た女」
スペースオペラ風。タイトルは「火星から来た男」から?
地球を侵略にきた巨大な宇宙船に乗ってハイアットが初登場してくる回。
いきなり苦情がいっぱい来たとか(仕込みの)苦情ネタをやってたりして。
ヌイグルミのような外見のウチュウが侵略者とかギャグにしか見えません。
しかしウチュウの持つハンドガンには宇宙船を撃ち落すほどの凄い威力が。
今気づいたけどエクセルが腕にはめて葉巻をくわえたとこはコブラだね。

3話。「地獄の毒々大脱走のいけにえ」
B級バトルアクション風。タイトルは有名な映画を繋いだっぽい。
2話の最後に爆発で吹き飛ばされたエクセルはなぜか戦場で捕まってたり。
そこから脱出しようと派手なアクションをやったりする。ナベシンが(爆)
オヤジ声なのに美女とかいきなり踏み切りで電車とかシュール満点な回。
戦士がメンチに安らぎを求めて犬小屋を作るとかコテコテで苦笑するよ。

4話。「ラブへな」
ラブコメというより恋愛SLG風。タイトルは「らぶひな」から。
渡辺がハイアット(綾杉)と街中で偶然であってデートらしきことをする回。
イルパラッツォがプレイする学園恋愛SLGがナゼか展開に影響したりする。
ゲームの画面やお約束をまんま再現したりモブが変な白キャラだったりと、
ぱにぽにだっしゅ!でやった手法を先んじて取り入れた回だったりするね。

5話。「おもしろい巨塔」
社会派ドラマ風。タイトルは「白い巨塔」から。
市長の権威を失墜されるネタを求めて市役所にもぐりこんだエクセルたち。
そこでエクセルは過去に事件を追った者が残したメッセージを見つけた。
蒲腐博士が初登場して権力中枢に謎の影響力が有ることを見せつけてたり。
渡辺たちもここで市街安全保障局に就職して原作と同じポジションになる。

6話。「寒が冬いぜ!!~遭難編~」
サバイバルアクション風!?タイトルの元ネタは不明。
市街安全保障局が活動を開始して妙なコスチュームを着て訓練をするけど、
偶然にも訓練場のそばの山にエクセルたちは密名でやってきてたのでした。
オモチャみたいな銃なのに山を吹っ飛ばす威力とか相変わらずなノリです。
松屋の初登場シーンの妙なカメラワークに当人が突っ込みを入れていたり。

7話。「地下道のメロディ」
クリーチャーホラー風。タイトルは「地下室のメロディ」から。
いきなり恐怖新聞だったり昔のホラーぽい表現を使ってるかと思えば
地下に巣食ったまんまエイリアンなクリーチャーと対峙したりする展開が。
アクロス基地近くに接近した渡辺たちをエクセルたちが様々なトラップで
撃退しようとしてたはずがナゼか(別の)ウチュウが出現してそんな展開に。

8話。「視聴率強化週間」
美少女アニメ風。タイトルは学校や職場とかの目標から?
画面が女キャラばかりで絵が妙にキラキラでプールという狙いすぎの回。
エピソード的には男も登場してるんだど顔が全て見切れてるという……
セーラ・コゼットという実に不幸そうな名前の幼女キャラが登場して
絵面とかけ離れたクライムアクションっぽい背景が語られたりもする。

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