まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

さらい屋 五葉 1~4話

4月からフジテレビ系(5局)とBSフジで深夜に放送してた全12話の新番組。
ShowTime・GyaO!・バンダイチャンネル他で有料配信中です。
原作は青年誌(IKKI)のマンガで全巻持ってます。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(2巻までリリース済)
浪人の秋津政之助は気弱な性格が災いして用心棒の仕事が続かなかった。
仕事がなく食うに困ってたある日、不思議な余裕を纏う弥一と出会った。
用心棒の仕事と言われて引き受けた仕事は実は拐かしの片棒担ぎだった。
弥一は自らを「五葉」と呼ぶ拐かしを生業にする賊の一味だったのだ。
弥一は拐かしの一件で政之助の剣の腕を知り仲間に引き入れようとする。
曲がったことが嫌いな政之助は困窮しても悪事に荷担したくなかったが、
いつのまにか弥一の思惑に乗せられ五葉と深く関わってゆくようになる。

なんとも掴み所のない作品というべきかも。
原作がまさにそういう作品なので見事に再現してるとは言えるますが。
オノ・ナツメさんの作品の中で最も面白さを掴みにくい作品なので。
私は作者のファンで原作も読み続けてたから面白さを理解できるけど、
アニメでいきなり見た人がついていけるのか心配になってしまいます。
原作の独特なタッチを見事に再現した映像に凄くインパクトがあるので
それで惹きつけられる人が一人でも多くいればいいなという気持ちです。
原作ファンから見てもこの映像は惚れ惚れする出来ばえだと思うので。
主題歌は両方ともあまり合ってないけどね……

これは政之助が「五葉」に関わって仲間の事情を知っていく話です。
拐かし稼業と日々の生活を淡々と繰り返す感じの構成になってます。
出来事よりも言葉のやり取りとか場の空気とかが主役みたいな感じです。
原作にはわかりやすい山場とかハッキリした区切りは存在しないのです。
最新の7巻に載ってる弥一の過去の話が作中では唯一の山といえるかも。
そんな作品なので1クールのアニメには構成的に向いてないと思ったり。
1話の冒頭に原作ではずっと後にやる弥一の過去の話を挿入してるから
構成を大幅に変えるのかと思ったけどそこ以外はほぼ原作通りだったし。
(少し削られてる部分も有るけどほとんど原作通りです)
4話で原作8本目(2巻の1本目まで)なので12話だと24本目までだろうか?
そのへんに話を終わらせるポイントなんて無いと思うのだけど……
途中から構成をいじって弥一の過去の話を終盤に入れてくるのかな?

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