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うみものがたり ~あなたがいてくれたコト~ 1~6話

去年の7月からTBS系(9局)とAT-Xで放送してた全12話ののテレビシリーズ。
アニメワン・ShowTime・バンダイチャンネルで有料配信中です。
パチンコ海物語のキャラをモチーフにした実質オリジナル作品です。
※セルDVD・レンタルDVDは全巻リリース済
現実に近いけど少し違う世界。海の中に海人(うみびと)が生きる世界。
海人のマリンとウリンはある日空から落ちてきたキレイな指輪を拾った。
以前から空(陸上)の世界に興味があったマリンは指輪を届けようと言う。
空は怖いと反対したウリンだがマリンの熱意に折れて付いていくことに。
そうしてマリンとウリンは海に囲まれた離島の天神子島へとやってきた。
しかし指輪の主の夏音(かのん)はいらないから海に捨てたのだと言った。
振られた元カレに貰ったものなんかと今度は森に向かって放り投げた
指輪を贈った人の心を信じたいマリンは指輪を探しに森へ入っていく。

これがあの海物語なのか?と言うのが第一印象でしょうか。
とてもパチンコ屋の店頭を飾る野暮ったい絵柄のアニメとは思えないよ。
確かに輪郭に面影は残ってるけど凄くスマートな絵柄に変わってるので。
まぁ、元のままの絵柄で誰が見るんだという気もしますが……
原作との繋がりがある絵柄すら辛うじて共通点が有るというレベルだし、
ストーリーはパチンコを元にしようもないのでオリジナル展開なわけで。
「海物語」というタイトルがついてるだけのオリジナル作品と言えます。

ではどんな作品かというとよーするに戦う変身魔法少女モノみたいな。
深夜枠だけどなんちゃってタイプではなく純正の少女モノな内容です。
深夜にやるより土日の朝枠でやった方が相応しいと思える内容です。
(子供不可なパチンコが原案なので朝枠での放送は不可能だけど)
そんな変身魔法少女モノの中でも凄く丁寧に作ってるある作品っすね。
魔物が出てくるファンタジーな味付けだけど決して安っぽくないし。
夏音を筆頭に地上の人たちのキャラは生っぽくて凄く実体感があるし。
さすがにこの手の作品の第一人者の佐藤順一さんだけのことはあります。
見るまでは何で佐藤順一さんかと思ってたけど、実際に見て納得したよ。
しかしパチンコ海物語が戦う変身魔法少女アニメになるとは……

この作品は天神子(あまみこ)島という小さい離島が舞台になってます。
確かこの舞台のモデルになってるのは奄美大島じゃなかったっけかな。
作品の随所で南海の離島を実感させる風景が生活感満点で描かれてます。
設定のわりに描写のない「あそびにいくヨ!」とは比較にならないほど。
そして奄美あたりが舞台なのを実感させるのが喋りのイントネーション
マリンとウリンは標準的だけど夏音や島の人たちは独特な喋りなので。
最初は独特なイントネーションの理由がさっぱり理解できなかったけど、
途中ではたと気付いたのです。これはこの地方の方言の喋りなことに。
わかりやすくするために方言は使わずイントネーションだけ使ってる。
(中央から遠くなるほど方言はわかりにくくなる)
標準語なのにイントネーションが方言だから独特に聞こえるわけです。
芸が細かいというか、斬新な表現スタイルというか。

この作品の構図がほぼ戦う変身魔法少女モノなのは上に書いたとおり。
魔の存在があって毎回のように襲いくる魔物と戦う展開になるわけです。
でも実は戦うことは主題を描くための仕掛けの一つに過ぎないのです。
戦うシーンは毎回有るけど戦い自体が主ではなく比率的には少なめです。
2話みたいに派手なアクションシーンで魅せる回もあるにはありますが。
どちらかと言うと夏音が自分の役割(空の巫女)を受け入れていくことと、
夏音がマリンやウリンと関係を紡いでいくプロセスがメインなのです。
関係を紡ぐと言ってもそれは必ずしもいい意味とは限らないわけです。
無邪気に夏音を慕うマリンの姿を見るウリンの心に闇が生まれるのです。
夏音はウリンも妹のように思うようになるし、ウリンも慕っていたけど。
だけど上手く行ってるように見えた関係は脆い土台の上に立っていた。

中盤に天神子島が皆既日食になる大きなイベントがやってきます。
確かこのアニメを放送してた頃に実際に奄美大島では日食が有ったね。
皆既日食という事で全国から人が集まり島はにわかに賑やかになります。
そして日食というのは日の力が及ばない魔が強まる瞬間でもありました。
この日食が物語の大きな転機になります。

魔というのは単純な悪の存在というより悪意が集まった存在のようで。
人の心の闇に入り込んで取り付いてしまうみたいになってるのでした。
マリンを夏音に取られたと感じてたウリンが闇に飲まれていくのです。
こうしてマリンとウリンの姉妹は光と闇の間に別れてしまうのでした。
この後マリンがウリンとの関係を取り戻すのが中心になるのでしょう。
つまり魔物と戦う過程で人と人の絆を描くのがこの作品の主題です。
マリンの口癖の「みんな愛してる」は主題を端的に表現してたのです。

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