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バカとテストと召喚獣 1~13話

1月からテレビ東京系(3局)とAT-Xで深夜に放送してた全13話の新番組。
ShowTime・バンダイチャンネル・GyaO!他で有料配信中です。
原作はライトノベル(ファミ通文庫)で読んだことはありません。
※レンタルDVDはセルDVD/BDと同時リリース(5巻までリリース済)
ここ文月学園は進級テストの成績によってクラス分けが決定される。
それ自体は(はっきり明示しないことが多いだけで)珍しいことではない。
文月学園が他と違うのはクラスの設備に著しく差をつけてることである。
高級ホテル並みのAクラスから卓袱台にすきま風のFクラスという具合に。
己の置かれた状況を体感し不満なら必死で上を目指せと言うことである。
この物語の主人公のキングオブバカでFクラスの吉井明久(あきひさ)は
成績優秀だけど事情があってFクラスになった姫路瑞希(みずき)のため
学園が用意したクラス争奪バトル「試験召喚戦争」を行うことにした。

これは演出でドーピングされてとても面白くなってるタイプだなと。
原作はファンじゃなかったけどアニメは凄く楽しいみたいな感じのやつ。
(これの原作は読んだことがないので実際どーだかわかりませんが)
キャラはわりと記号的だしストーリーも深く掘り下げられてないけど、
畳み掛けるギャグとスピート感とキレのある演出で凄く面白く感じるから。
ラノベのアニメって一部とてもキャラ描写に力の入ってる作品が有るけど
大半はキャラもストーリーもギャグもそれなり中途半端なのが多いわけで。
この作品だって普通に作ってたらそうなってたかもしれないのでした。
まぁ、そんなのでもそれなりにウケて売れるので困り者だけど……

対してこの作品は内容を大きくギャグ方面に振り切って作ってあります。
最初と最後の数話だけ本筋ぽいストーリーで物語の体裁を整えておいて、
あとは1話読みきり風味のギャグで畳み掛けるエピソードになってるし。
ギャグをメインにするために内容を整理したような痕跡も散見できます。
ギャグだけではなく時おりふっとラブコメ的にいい雰囲気にもなります。
普段がギャグなのでラブコメ的な雰囲気がとても印象的に見えるのです。
バカ話のはずが終わってみたら良い話だったグランドパークの回とかね。
(この7話が全13話中では一番楽しくて好きかも)
物語の掘り下げではなくギャグとのコントラストで魅せているわけです。
ギャグ作品として凄く面白いしキャラもちゃんと魅力的に見えるのです。
このへんはネタっぽい作品でもキャラを魅力的に描くことに腐心してた
新房アニメでの経験が着実に生かされてことを実感させるのでした。
(そしてその経験はシリアス作品で恐ろしい破壊力を生んだのでした)

新房アニメという説明でピンとくる人もいるかもしれない。
と言うかこのアニメを見てシャフトっぽいと思った人が結構いたはず。
(正確にはシャフトっぽいのではなく新房アニメっぽい)
それもそのはずこの作品の監督は新房さんの右腕の大沼心さんだし。
監督とシリーズ構成と美術監督の組み合わせがef2期と全く同じだよ。
つまりそーいう意図でこのスタッフにオファーが有ったのでしょう。
何で制作がシャフトではなく実績の無いSILVER LINK?とは思ったけど。
どーいう経緯でこのスタッフや制作会社になったのか興味がわきます。

監督が新房アニメの中枢スタッフでその色彩の一翼を担ってたとは言え
作画スタッフも演出スタッフも気心の知れたスタッフではないわけで。
(初監督のefは周りのスタッフがいつもの人たちだったから)
それでここまでいつもの作風が再現できたのだから驚きかもしれない。
アニメはあくまでも人が作るもので制作会社は器に過ぎないとはいえ。
アニメの映像が監督によって大きく左右されるというのを実感します。
SILVER LINK自体はef2期で制作協力してたので経験は有ったのだけど。
化物語でも大沼心さん演出のなでこスネイクの回で制作協力してるし。
※化物語はエピソード毎に演出する人が決まってる(OPと同じ人)
もしかしてそのへんのコネで制作会社がSILVER LINKに決まったのか?

演出は(当然ながら)いつもの新房アニメでは見ない人がやっています。
あのナベシンがコンテ4話演出3話と監督の次に大活躍していたりする。
自分が監督やってる作品以外でこんなに伸び伸びやってるの始めて見た。
ある一線さえ越えなければ好き放題やっても許容されそうな作品だしね。
ストライカー・シグマVの回とかあそこまでやったら普通ダメだろう(笑)。
コンテスタッフには他にもさりげなく監督経験者が並んでたりするし。
演出レベルが全編で高く安定してたのも当然と言える布陣になってます。
こーゆー作品は演出レベルが落ちたら台無しになるのを良くわかってる。
とは言え、よくこれだけの面々を引っ張ってこれたもんだ。

この作品はFクラスのレギュラー以外のサブキャラが結構多いです。
全部のキャラを等しく扱うとそれぞれが印象薄くなりかねないほどに。
だからエピソード毎に登場するキャラを整理して印象づけたみたいです。
またギャグのパターンを繰り返す手法を使ってキャラを印象づけてます。
中心キャラ以外も見続ければちゃんと記憶に残るようになってるのです。
中心キャラもエピソード毎に扱いに差をつけ印象に残るようにしてるし。
いかにもな当番回ではなく結果的にそのキャラが主役になるみたいに。
例えばお弁当のエピソードだと最終的に美波が嬉しくなる話なわけで。
キャラの扱いや尺の配分に関するバランス感覚は実に見事だと思った。

キャラはいかにも記号的なキャラが並んでます。
美波なんか笑っちゃうぐらいに露骨なツンデレパターンのキャラだし。
才色兼備で巨乳で見るからに女性的な瑞希が料理だけは壊滅的だとか。
幼馴染に一途な思いを抱いてる(で終わらせていいのか?)翔子だとか。
明久を「ばかなお兄ちゃん」と慕う妹キャラ(美波の妹)の葉月だとか。
最近定番の女好きの女キャラや、女に見える男子も取り揃えてます。
キャラの属性自体はわりとどこにでも有りそうな設定と言えるのです。

ただ味付けの仕方がそれぞれちょっと普通じゃないとは言えるかも。
例えば幼馴染の坂本雄二を小さい頃から一途に想ってる霧島翔子さん。
一途と言えばかわいい印象だけど彼女の場合は普通とかなり違ってて。
デートと称して雄二を鎖で繋いで映画とかに引き回したりするわけです。
そんな強引で恐ろしい手法をとるけど嬉しい時には凄く可愛い顔もする。
あまりの落差に嫌っててもコロっと行ってしまいそうなぐらいです。
瑞希も頑張って作ったんですとかいい顔で殺人弁当を出してくるし。
キャラのつけ方が一部だけ極端でそれが実に効果的に効いてるのです。
アニメではそれをより実感できるように工夫して見せてるわけです。
とても笑えて楽しくて、そしてちゃんと可愛く見えるようにもなってる。
内容をギャグ方向に振ってるのもそのコントラストを強調するためです。
つまり原作の特徴や魅力を際立たせるためにそうしたのでしょう。

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