まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

おまもりひまり 1~4話

1月から一部の民放(7局)とBS日テレで深夜に放送してた全12話の新番組。
Newtypeチャンネルで有料配信中です(最新話無料配信は終わりました)。
原作は角川系(ドラゴンエイジ)のマンガで読んだことは有りません。
※レンタルDVDはセルDVDと同時リリース(5巻までリリース済)
昔々の話。鬼や妖怪などの妖(あやかし)が当たり前に存在してた時代。
そんな妖たちを狩り人々の暮らしを守る鬼斬り役十二家が存在してた。
長い歴史の中で互いに殺し合いを続け強い怨嗟を積み重ねていった。
いつしか妖たちは闇へと去って戦いの記憶も次第に忘れられていった。

そして時は現代、天河優人はその日までごく普通の日常を過ごしていた。
祖父母に貰った御守りによる効力が無くなった誕生日のその日までは。
その日の一つ目の異変は美少女緋鞠(ひまり)との出会いだった。
親しげに近づいてくる緋鞠のことが優人には全くわからなかった。
二つ目の異変は友人の変容だった。突如化物になって襲ってきたのだ。
危機に陥る優人の前に緋鞠は現われ携えた刀で化物を一刀両断にする。
緋鞠はかつて鬼斬り役だった天河家に忠誠を誓った猫の妖なのだと言う。
今後も鬼斬り役の血を引く優人を狙って妖が次々と現われるだろうとも。
だから守り刀として傍にいると優人の家に入り込みベットにも入り込む
優人の幼馴染なじみの凛子にとって緋鞠の行動は気が気ではなかった。

まさに美少女ハレームアニメという言葉を絵に描いたような作品です。
次から次へとかわいい女の子キャラ(多くは人外だけど)が登場して
その多くが優人に迫るという美少女アニメではありがちな展開になるし。
優人の命を狙う妖(ほぼ美少女)が登場してバトルな展開にもなりますが、
なぜかその妖まで戦いの後に優人に迫る面々に参加してくるという……
バトル要素はハーレム要素を盛り上げるスパイスという感じすらする。

迫る行為がいわゆる体をはった色仕掛けという露骨なエロエロ路線で。
ヒロイン同士が互いに牽制しあってどんどん過激さを増していきます
ただ単に裸になるような作品と比べて雰囲気がめっちゃエロいです。
それはもう、こんな内容をよく放送出来てるなというぐらいです(爆)。
5話以降はときどき放送規制で真っ白くなってる部分もあったけど、
ここまでエロ路線のアニメが地上波でこの程度の規制で流せたのは驚き。
似たようなレベルの「かのこん」なんか地上波の放送は無かったしね。

このアニメは放送の半年前に完成してたのが売り文句になってます。
それだけクオリティが高い!という意味で言ってるみたいだけど、
実際に作品を見てもそんな凄さは全く実感できなかったりして(爆)。
ギャグ表現での崩し方が微妙に下手だしアクション描写も凄くないし。
これで驚異のハイクオリティとか言われても「は?」って感じです。
エロ路線で徹底してるという意味でならクオリティ高いと言えるかな。
と言うか余裕を持った制作スケジュールはそっちが目的だったみたい。
早めに映像を提供して放送局の理解を得る努力をするためだったとか。
だからこそここまでギリギリの映像を地上波で流せたみたいです。
ギリギリまで調整して無理なところだけ規制を入れたってことみたい。
何をそんなに頑張ってるんだろうって気がしないでもないけど……

この作品のジャンルはハーレムラブコメなのでラブ要素が存在します。
ヒロイン同士で互いを意識して牽制やさやあて的な展開になります。
でもそれぞれのヒロインの心情描写みたいのは記号的でおざなりです。
描写のエロ度が近い「かのこん」とはそーいう意味でも似通ってます。
関係や心情の変化をしっかり描いた恋愛モノは期待するだけ無駄です。
美少女に迫られまくるエロいラブコメが見たいならどうぞって感じ。

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