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2009年にネット配信された全13回×10分のシリーズ。DVDレンタル。
「涼宮ハルヒの憂鬱」のパロディ漫画が原作で読んだことはありません。
※セル・レンタルDVDは全巻リリース済
1回あたり「ハルヒちゃん」2本「ちゅるやさん」1本という体裁で、
1本あたり
3分程度のショートなギャグ作品です。どちらの作品も。
原作自体がパロなので大元の原作を知ってればアニメは楽しめます。
てゆーか大元の原作かアニメを知らないでこれが楽しめるかは不明。
DVDの1巻には5回まで、2巻には9回まで(4回分)収録されてます。
映像特典も全て収録されてます。たいした映像特典はないけど(爆)。
(角川エンタは大概セルもレンタルもディスク内容が同じです)
デフォルメされた絵のギャグ作品で一見すると気の抜けた見た目です。
しかしよくあるフラッシュアニメに比べると異常に力が入ってます。
トゥーンのCGを使って省力化した以上に余分な手間をかけてる感じ。
手抜きアニメと思ったら全く手を抜いてないあたり京アニらしいね。
ギブリーズほど凄くはないけど表現的にも結構いろいろ試してるし。
いつも気合は入れても冒険をしない京アニにしては珍しいぐらい。
ハルヒちゃんなんかギャグ作品のクセに
意外に原作に沿ってるし。
多少誇張が入ったり改変もあるけどキャラにそんな違和感はないし。
長門がエロゲーにハマるのは原作とは違うけど可能性はありそうだし。
「Pradise Lost」を歌いだした時はツッコミ入れたくなったけど。
(同じ角川のアニメ作品だからデキるネタだね)
オリジナルの原作やアニメが好きなら十二分に楽しめると思います。
節分やバレンタインとかまだ本編でアニメ化してないネタも出るしね。
※原作には節分やバレンタインのエピソードがある
無駄にノリがいいしキャラに思い入れもあるから結構楽しかったよ。
本編(2期)がエンドレスエイト8連発という大暴投を続けてた時に、
ならハルヒちゃんをやれよと言われた意味が今さらにわかりました。
こんな感じの読みきりのオリジナルを入れれば良かったわけだから。
ああ、そいや2期の続きを見るの(EE8連発に呆れて)忘れてた……
ハルヒちゃんはわりと本編の内容に沿った正攻法なギャグなのに対し
ちゅるやさんは原作とはかなり違った内容のナンセンスなギャグです。
4コマ誌とかに時々あるナンセンスでシュールな笑いの作品みたいな。
ハルヒのキャラの見た目や設定を借りたオリジナル作品って感じすね。
こっちは面白さの質が特殊なので合う人は合うとしか言いようがない。
てゆーかキャラに思い入れがある私ですら
ちょっとポカーンな感じで。
ときどき面白いけど、残りは「ユニーク(長門)」とか言いたくなる。
内容はともかく表現的にはまさにユニークって感じで興味深いですよ。
この手の作品は他人の感覚があてにならないので自分の目で確かめて。
これもサントラが1巻の初回版に付属してます。