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絶対少年 5~8話

この作品の舞台はド田舎でお店はコンビニみたいなのが一つぐらいだし
人工的な遊ぶ場所なんて当然のようになかったりするわけで。
だからなのか、ちょっと散歩するというシチエーションがよく出てきます。
限られた空間を行ったり来たりするので次第に位置関係が見えてきます。
普通ならもっと目立つランドマークを並べて地図を描いていくんだけど
この作品だと小さい橋とか、瑣末な交差点とか、普通のバス停とか、
そんな省略してしまいがちなポイントを並べて地図を作っている。
何もなさそうでも注視すれば何かは有るし空間は作れるという見本すね。

散歩にはもうひとつの意味があるのです。
それは登場人物同士による会話。
そんなのどんな作品でも当たり前、と思うかもしれない。
でも、この作品はその当たり前の会話をより重点的に描いてる。
会話を重点的に描くことで人間関係を鮮明にクローズアップしてる。

例えば5話で海野がバスに乗った時、先に乗ってた美紀を見つけて、
やなヤツに会ったって感じで話しかけはしないのです。
でも美紀は(別に嫌いではないみたいだし)知り合いだしと話しかける。
この時の海野の受け答えは会話のキャッチボールと言うよりは、
受け取ったボールを明後日の方に投げ捨ててる感じだったすね。
しかも一度会話をぶち切っといて改めて「私あなたキライ」とか言うし。
この時の美紀の目線を左右に振った後に前髪をふっと吹くとこなんか、
そうハッキリ言われたらどーリアクションしたらいいのやらって感じで。

海野は拓馬が好きで付き合ってると思ってる。
でも拓馬は付き合ってるつもりはなかったりする。
なんとなく付き合ってるようで、でも懐に踏み込むのを許さない。
自分にはそうなのに美紀には優しい態度なのが海野には気に入らない。
だから海野の敵意が美紀に向かうのも無理からぬことで。
当然だけど美紀もそれは薄々気付いてたわけです。
でも美紀は「海野への態度はヒドイ」と拓馬に言ってたりもする。
よーするに美紀は(今は)拓馬のこと何とも思ってないわけで。
拓馬の方は美紀の方に未練たらたらみたいだけど。
(確か前に付き合ってたって設定だったはず)

人間関係と言えば歩(主人公)と父親の距離感なんかもそう。
特に仲が良いわけではなく嫌ってるわけでもない普通の関係。
ても日頃まめに会話してないので距離感を計りかねてる感じ。
よーするに会話の呼吸が合わないと言うか、テンポが悪いのです。
しかしそれがいかにもこの年代の子供と父親って感じがする。
逆に母親との会話だと呼吸を気にせず母親は喋りまくってる。
ここでは携帯電話だけど対面でも似たような感じだろうね。
このへんもいかにも母親と息子って感じの関係だったり。

そして歩が不登校という設定も人間関係に関連してる。
最初はその設定がイマイチ見えてなかったけど、
どーやら歩には他人との関係が煩わしいって意味のようで。
なりゆきで親しくなった亮介の「オレ達は友達だろう?」ってセリフに
「それはどーかな」って返しちゃう態度が全てを物語ってるかも。
わっくんと会ったことのある歩と美玖の二人の共通点だって
自分のテンポが大事で他人との関係が煩わしいって部分だし。

どーやらこの作品は不思議を絡めつつ人間関係を描いていくようで。

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