まめに録画する根性はない。DVDを買い続ける金もない。 だからレンタルビデオで行こう!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

化物語 9~12話

まだ続きはあるけど放送はここでおしまいです。
てっきりすぐ続きを配信すると思ってたけどすぐではないらしい
おそらくはすぐに配信できる状況にないってことなのでしょう。
放送がないと決まった時点で制作は後回しになったんだろうね。
(10月からも新作の放送があるし)
前回ほぼ半分を見たので最後まで配信してから見るつもりだったけど
さすがにいつになるかわからない続きは待ってられないってことで。

今回の4話分のうち9~10話が「なでこスネイク」で
11~12話が「つばさキャット」の前半になります。
そして近日中に配信される13~15話が「つばさキャット」の後半です。
つまりエピソードの途中で放送が終わってしまったわけです。
そんなR.O.D THE TVみたいなことをやって大丈夫なのか?
と思って見てみたら予想に反してまるで最終回っぽく〆てたりして。
なるほど特番を入れてまで放送を12話までにしたのはそういう意味か!
(放送枠自体は13話分有ったのです)
エピソードの途中なのに途中で切れてる感じがしないのはさすがです。

この作品はエピソード毎に怪異に遭遇した(別々の)ヒロインが登場して
それを主人公の阿良々木暦が助ける(解決する)という体裁になってます。
「まよいマイマイ」だけはその体裁から微妙に外れてますが。
基本的に怪異と戦うのではなく怪異から救うのが主たる内容です。
怪異は敵みたいなわかりやすい存在ではなく自然の一部みたいな感じで。
そして怪異に関わる原因は全て人の心というのも大きなポイントです。
つまり怪異を払うのはその人の心を救うのとほぼ同義ということ。
だから物語の最後に勝つカタルシスではなく救った感動があるのです。
作品のスタンスとしては「xxxHOLiC」や「夏目友人帳」に近いかなと。

エピソードタイトルは前半(ひらがなの部分)がヒロインの名前で、
後半(カタカナの部分)が怪異の名前という命名規則になっています。
「なでこスネイク」はなでこ(千石撫子)の蛇に纏わるエピソードで
「つばさキャット」はつばさ(羽川翼)の猫に纏わるエピソードです。

アレ?羽川翼の話?と1話から順に見てた人なら疑問に思ったはず。
だって1話の時点で羽川翼は怪異に遭遇してて解決済みだったわけだから。
また別の怪異に遭遇するのか?それとも時間を遡るのか?とか考えたよ。
実際に見たら「時間を遡る」という推測が少しだけ正解だったっすね。
最初見た時はわからなかったけど11話の冒頭って過去の話だったから。
よーするに暦がひたぎを助けるエピソードよりも時間軸が前ってこと。
1話の冒頭には暦と吸血鬼の話が挿入されてるからそこよりは後ですね。
※化物語の前日談の傷物語の内容らしい
どーやら羽川翼の怪異は一応は解決したけど完全に解消してないっぽい。
前半の其ノ貮までだと前日談と解決してないっぽい雰囲気だけでした。
配信される後半の3話分こそ「つばさキャット」の本番って感じでしょうか。

では何をやってたのか?と、ちゃんと最終回っぽいのは何か?と言うと。
エピソード毎のそれぞれのヒロインの怪異の話と平行に語られてる
メインヒロインのひたぎと暦のラブストーリーの一つの節目です。
12話ではバカップル弁当+バカップル食事風景(あーんとか)をやったり
初デートなんかをやったりしてました。なぜかひたぎの父親つきで(爆)。
恐らくはひたぎが頼んだんだろうけど、頼む方も受けるほうも凄いよ。
初デートがいきなり親への紹介になった暦の心中はどんなんでしょうか。
(そーいや青い花のふみも初デートが家族への紹介だったっけ)

このひたぎのお父さんはとてもいい父親だなと見てて思ったよ。
娘を満足に見てやれなかった負い目や過去の悔いもあるのだろうけど。
娘がこんなに楽しそうだからとか、娘の選ぶ相手なら間違いないとか、
ここまできちんと見てたり信頼してる親がどの程度いるのだろうと。
たぶんひたぎも父親のことをとても信頼してるから見せたんだろうね。
(決して暦に酷いことをしないという信頼をしてたという意味で)
ひたぎと暦のボケツッコミ漫才のとこで一切コトバを差し挟まないとか
言うタイミングと言わないタイミングをちゃんと読んでるのも大人だなと。
まぁ、暦視点では何も喋ってくれないのが余計に怖かったわけだけど(笑)。

初デートにひたぎの父親がついてきたのにはもう一つの意味が有りました。
恋人のプロセスとして苗字でない名前で呼んでもらうというのが有るけど、
呼んでもらう切っ掛けって意識してしまうと逆になかなか難しいわけで。
だからってそうせざるを得ない状況に追い込んでしまうのが斬新だなと。
父親がいる状態で苗字で呼べば誰を呼んでるかわからないわけだし。
いや、その状況を考えれば誰を呼んでるかなんて明白なわけだけど。
暦のいつもの「戦場ヶ原」という呼びかけに対してひたぎは白々しく
お父さん、阿良々木くんが呼んでいるみたいよ」と返すという……
つまり下の名前で呼ばないと答えてあげないって態度をとるのです。
是非みんなも真似してみるとよいです、、、できるかよ!って感じ。
もちろんひたぎ父は娘が何をしたいか理解してるから無反応なのでした。

このシチュエーションってラブストーリーだとありがちな内容だな、
とか12話のラストの星空を眺めるあたりを見てて思いました。
ここに限らずこの作品のやってることってごく普通のことが多いですが。
そこに至るまでのシチュエーション(なぜか父親がいる)であるとか
意味深だったり意地が悪い台詞回し(下の名前のあたり)であるとか
リアルの模倣とは対極のまさに絵画という感じの映像表現であるとか
そんな物語の筋ではない装飾の部分が類を見ないほどに異彩なだけで。
ありがちな内容が装飾のせいで全くありがちな内容に見えないのです。
それがまさに西尾さんのスタイルであり、新房さんのスタイルなのです。
良くも悪くも個性的であり他とは全く重ならない印象を与えるわけです。
好きな人はとても好きだろうし、合わない人は全く合わないと言うか。
まぁ、新房さんの作品はいつもそうなんですがね。

にも関わらずこの作品の人気はなんだか凄いことなっています。
現在進行形でAmazonのランキングのトップ10を占拠しまくってます。
そんなのハルヒ(1期)以外で見たことないよ。
「ぱにぽにだっしゅ」も一時的に上にいたけどここまでじゃないし。
いったいどの程度売れる(売れた)んだろうね。
「けいおん!」より売れたら今年一番の人気作ってことになるよ。
新房アニメが人気ランキングのトップを独走する日が来るなんて……
月詠から新房さんに惚れこんでた人間としては感慨深いものがあります。
(あとがたりで言ってた神谷さんと千和さんが初競演した作品)

映像表現について。
新房さんなのであいかわらず異彩を放った映像表現がてんこもり。
なんて表現でも十分に説明が済んでしまいそうではあります(爆)。
それだけでは何なんで今回より印象に残ったことをいくつか。

まず、今回は役付き以外のモブキャラが全く登場していないってこと。
新房アニメでは今までもモブキャラの扱いが特殊なの多かったけどね。
efの千尋パートなんかもモブキャラがほとんど登場してなかったし。
(二人だけのシーンが多いけど人がいるシーンでも描写してない)
他の作品でも色が薄かったり変なモノに置換されてたりしたけれど。
それでもモブキャラが全く登場しないのは初めてではないかな。

実は最初のうちは人が居ないシチュエーションなんだと思ってました。
実際に人があまり居そうにないシチュエーションが続いていたわけです。
だけど「なでこスネイク」の大型書店の中でのシーンだとか、
「つばさキャット」の千石撫子が校門で待ってるシーンだとか、
他にも人がいるけど描写してないのかな、と思えるシーンがいくつか。
大型書店のシーンを確認したら1カットだけシルエットで存在してたよ。
(このカットが意図的なものかミスかはわからない)
やっぱりこの作品はモブキャラを意図して描写してないみたいだなと。
背景がイラスト風なのも含めて画面全体を極限まで抽象化してるようで。

もう一つ特徴的なのは、体のパーツに極端に寄る構図が多いこと。
特に目と口(唇)と手をアップで見せるカットがやたら多いです。
喋るのではなくまさに目や口や手が雄弁に語るみたいな感じで。
カメラを少し引いて表情や仕草を見せるシーンも結構ありますが。
この作品は小説が原作で言葉を散りばめてで魅せる作品だけど、
だからこそ言葉だけで伝えるのではなく映像でも表現するみたいな。

行動のツッコミを十八番の文字埋め込みで表現してるとこもあるね。
例えば暦が撫子の髪を撫でようとしたら嫌がる感じで身を引いたのに、
スカートを掴んで引っ張ってもなぜかそちらは全く気にしないのです。
ありふれた作品だったらここで暦のモノローグが入るのだろうけど、
これは「防御するところ色々と間違ってるよ」と書かれた看板が出る。
こうしないといけないという表現の枠を意識的に踏み外してくのです。

話は戻って目や唇のアップは時々やたらと色っぽい雰囲気が漂ってます。
よくある裸やら下着やらを見せるお色気シーンとは違った色っぽさです。
表面的で未熟な色気ではなく内から漂う成熟した色香とでも言うか(笑)。
裸とかパンツを見せたりしなくても色っぽく出来るんだと感心したよ。
まぁ、下着を見せるシーンも裸を見せるシーンもあったりしますが(爆)。
撫子のブルマ+手ブラなシーンなんて一般向けだと他に見たことないよ。
暦もマニアックな趣味の持ち主というレッテルが貼られていくし……
やってる内容はまともなのに随所に変態ネタが散りばめられてたりして。
ある意味では「こどものじかん」とスタンスが同じと言えるかも。
サービス精神旺盛と言うか、全てにおいてギリギリを追求するというか。
いろんな意味で凄い作品です。

「なでこスネイク」にオープニングについて。
エピソード毎にまるで違う系統の音楽をつけてくるけどこれは何だろう?
(映像はなんとなく大沼心さん?とか思ったらやっぱりそうだった)
フレンチポップス?ヒップホップ?ニューウェイブ?良くわかりません。
なんか聞いてて「8分のバニラ」を思い出したよ。って今や誰もわからんか。
この手の曲はアニメから離れてた時期に好きで熱心に聞いてたのでした。
そして今でもこの手の曲は凄い好みです。アニメではまず使わないけど。
シングル化されたらすぐにでも買ってくるところです。
しかし、DVDとBDの限定版にのみ付属で単品でのリリースはない……
さらに限定版がすぐに完売しそうな勢いで売れているのであった。
作品自体は買う価値あると思うけどすぐに買い揃えるお金が無いよ(泣)。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

記事への反論は非公開を指定しても公開します
公開して欲しくなければメールで送って下さい

※コメント・トラックバックについてのおことわり

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://navido.blog12.fc2.com/tb.php/1220-22bddb42

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。