7月から一部の民放(5局)で深夜に放送してる新番組。
8月からAT-Xでも放送するので地上波で見れない人はそちらで。
原作は少年誌(ウルトラジャンプ)のマンガでZEROを読んだことがあります。
※セルDVDのリリースは11/27から(レンタルは12/4から)
今より未来。勃発した第三次世界大戦は日本に大量のミサイルを降らせた。
東京を含む日本の多くの都市は爆弾の標的となり紅蓮の炎に包まれた。
そして戦争が終わり時を経てもなお爆心地は汚染されたままであった。
人々は汚染された地域をブラックスポットと呼び高い塀によって閉ざした。
そんな汚染され荒れ果てた過酷な場所に住み着く者がいつしか現れた。
過酷な環境を生き抜くうちに特殊な能力を持つ者が生まれるようになった。
フラグメントと呼ぶ特殊能力を備えた者たちを人々はニードレスと呼んだ。
この物語はニードレスの力を軍事に転用しようと企む製薬会社シメオンと、
それに対抗しようとする者たちの戦いの記録である。
なんてことはあまり気にせず、とにかく目で見て感じろ!みたいな。
なんとも突き抜けた作品だなというのが第一印象です。
作品の体裁的にはワンピースのようなマンガ的なスタイル&テイストで
表現手法がグレンラガンばり(以上)にわざとらしく誇張されている。
まぁ、このへんも少年マンガとしてはよくあるスタイルではあります。
そしてそれだけではなく美少女が続々登場して妙に萌えっぽかったり、
随所でやたらハイテンションなギャグを挿入してきて凄くノリがいい。
いろんな要素をつめこんだサービス精神旺盛な作品という感じです。
足りないのは内容ぐらいかなと(爆)。あと説得力とかリアリティとか。
まぁ、このへんも少年マンガとしてはよくあるスタイルで(以下略)
この作品の面白さは誇張したキャラとハイテンションなノリに尽きるので、
それさえ許容できれば楽しめるのではないかと思われます。たぶん。
と言うかノリが合わないとまるで楽しめないだろうね……中身ないから。
キャラの誇張やギャグセンスにかなりクセがあって人を選びそうだし。
これだけは実際に自分の目で見て体感してもらうしかないかなと。
アダム・ブレイドのカッコいいんだか間抜けてんだかわからないノリや。
見た目は美少女なのに色気というよりはイロモノに見えるイブとか。
そのイブは名前が覚えられないからって勝手に違う名前をつけちゃうし。
(レギュラーなことがビッグリな)クルスなんてすっかり山田扱いだし。
セツナに向かって「妖怪キャラかぶり」とか危ないネタを口走ってるし。
確かにOPに出てるセツナはイブと同じ人だとばかり思ったけどさ(爆)。
次回予告で嘘ばっか言ってるとか。そのへんが面白かったよ。私は。
見ててちょっと気になったのが表現スタイルです。
1話の誇張しまくりの表現スタイルは口あんぐりではあったけど、
勢いだけの作品ならこれぐらいやった方がインパクトがあるかなと。
でも2話、3話、4話と表現スタイルがかなり大人しめになってたり。
やたらとノリのいいギャグが挿入されるところは変わらないんだけど。
5話は1話と同じ演出の人で1話ほどではないけど再び誇張した表現だし。
演出レベルがあまりに安定しない作品だなとか見てて思ったよ。
この手のクセの強い表現スタイルは作品全体で統一した方がいいのでは?
まぁ、イマジン(元請はマッドハウス)っていつもこんな感じなので、
力のある演出(か作画)スタッフが足りてないのかもしれないが……
ところでエンディングの映像がやけに百合エロっぽいけど何だこれ?
セツナと梔(くちなし)と未央の3人がエロっぽく絡んでるのですよ。
この作品の本編にはそんなエロっぽいのも百合っぽいのも無いんだけど。
ナニこれ?とか唖然としたよ。むしろ本編でやってください!(爆)
(これ書いた後で見た6話がちょっとエロっぽかった)